GPTechの入社前インターンで見えた、ITコンサルタントとしての提供価値

GPTechの入社前インターンで見えた、ITコンサルタントとしての提供価値

はじめに

こんにちは!株式会社グローバル・パートナーズ・テクノロジー(以下:GPTech)新卒8期生の松﨑です。

内定が決まり、入社までの期間が見えてくると、「何かしておきたいものの、具体的に何をすればよいのか分からない」と感じている方もいるのではないでしょうか。

資格学習に取り組むのか、業界理解を深めるのか、実務に近い経験をしてみるのか。選択肢が多い分、判断が難しいテーマでもあります。

そうした中で私は、入社後を見据え、実務に近い環境で学ぶ機会としてGPTechの有償の入社前インターン(以下:入社前インターン)に参加しました。

本記事では、入社前インターンの概要(業務内容や進め方など)や得た学びについてまとめております。

GPTechの理念に共感し、ITコンサルタントを目指したいと考える学生の方で「入社までの時間をどのように活用するか」「GPTechでどのような業務・経験を得ることができるか」といった思いを持つ人の参考になれば幸いです。

入社前インターン参加の経緯

参加前の私は、コンサルタントという仕事に対して「全てが結果で評価される」「常に周囲の期待を超え続ける必要がある」といった印象を抱いていました。そのため、入社後に会社から求められる水準に自分が追い付けるのか?という漠然とした焦りを感じていました。

そこで入社までの過ごし方を考える中で、当初はITに関する資格の取得に注力していました。

ただ、知識は増える一方、不安は次第に「学習で得た知識がそのまま実務で通用するのか?」という方向へ移っていきました。

「知識があること」と「その知識を扱えること」は別物です。

他者へ言葉として伝えたり、状況に合わせてアプローチを変えることができる状態まで持っていきたいと考えていました。

このような思いをGPTechの先輩社員に相談したところ「有償インターンという形で社員と業務に関わる機会を持たないか?」と提案を受けました。

これが、私が入社前インターンに参加するに至った経緯です。

入社前インターンの概要

入社前インターンの基本情報

入社前インターンでは、社内活動のPR・マーケティングTF(以下:PR・マーケTF)の記事執筆をすることになりました。※TFはタスクフォースの略で、「特定の課題解決のために一時的に設置されるチーム」を指します。

入社前インターンの基本情報は以下の通りです。

業務内容:IT調達ナビに掲載する記事の執筆
期間:2025年6月~2026年3月
毎月の稼働時間:20~30時間
実施形態:フルリモート(連絡やレビュー、会議は全てオンラインで実施)

担当業務

PR・マーケTFは、「GPTechの存在をより多くの方に知ってもらい、発注者支援のITコンサルティングを行う会社として想起・指名される状態になる」ことをビジョンとして掲げるTFです。そのため、GPTechの認知度向上のための施策検討や情報発信を行っています。

その中で私が関わったのは、GPTechが運営するオウンドメディアである「IT調達ナビ」を通じたコンテンツ発信です。

「IT調達をする担当者の疑問や不安を解消する」「IT調達の在るべき姿を知ってもらう」このようなことを達成するために必要となる記事の作成が期待されていた役割でした。

上記のような役割の基、記事作成を進めてきました。

具体的な業務内容としては、記事の企画立案から構成検討、本文執筆までを担当し、最終的な投稿作業を除く一連の工程を担っていました。特に、想定読者の設定を重視し、そこからテーマ選定や構成案の検討を行った点が特徴です。

なお、テーマ検討にあたっては、想定読者が抱くであろう疑問や関心事を起点として進めていました。例えば以下は、「IT業界を志望する学生」や「実際にシステム導入を検討している業務担当者」といった読者像を想定し、それぞれの立場に寄り添った内容を意識しています。

※以下は、実際に私が入社前インターンで作成した記事の一例です。

1. 「原因不明」から脱却!OSI参照モデルに学ぶ、ネットワークトラブルの【体系的切り分け術】
2. サーバーとPCの違いとは?「役割」と「構成」から基本をわかりやすく解説
3.【業界マップ】ITシステム関係者の役割図鑑|SIer・ベンダー・コンサルの違いと最適な関与方法

インターンで得た学び、成長できた点

インターンを通じて得た最大の学びは、「価値提供」に対する考え方が大きく変わったことです。

特に、「何を成果とするのか」「その成果が誰に、どのように役立つのか」を意識するようになったことで、日々の作業の進め方そのものが変わりました。

仕事の価値は「どれだけ頑張ったか」ではなく、「相手にとってどれだけ役に立ったか」で決まる、という感覚が明確になり、努力すること自体が目的になるのではなく、相手の立場に立って成果を定義する重要性を強く実感しました。

コンサルタントという仕事は、お客様が自走できる環境を構築するための「手段の一つ」として選ばれる存在だと考えています。だからこそ、求められていることに応えるだけではなく、期待を超える価値を提供することが信頼に繋がると考えています。

上記のような前提を持つことで、「何に時間を使うべきか」「何を成果として積み上げるべきか」の判断軸が、以前よりも明確になりました。

また、「何を意識し、どのように行動すればよいのか」が具体的になったことで、理由の分からない焦りに振り回される時間が減っていったように感じています。

結果として、日々の作業の質や取り組み姿勢も変わり、当初抱いていたコンサルタントという仕事への漠然とした不安や、入社後に求められる役割・水準についても、インターンを通じて一つずつ解消されていきました(もちろんコンサルタントに求められる全てを知れたわけではないですが)。

多くの学びのあるインターンでしたが、とりわけ影響が大きかった3点を以下に挙げさせていただきます。

①「役に立つ形」に整える考え方が具体化した

最初の学びは「役に立つ形」にするやり方を学べたことです。

知っていることを羅列するのではなく、相手が自身の状況に当てはめることができるよう、必要な情報を適切な順番で届けるーこの考え方が、記事作成を通じて具体になっていきました。

記事テーマ案を検討する際、当初は「全員に役立つ記事」を目指そうとして、かえって内容が曖昧になり、読者に刺さらない案となることもありました。

上長からのレビューを通じ、記事は読んだ直後から全員を変えられるような万能薬ではないこと、読み手が自分の状況と照らしてヒントを持ち帰れれば十分に価値があることを学びました。

それ以降は、「誰に向けた記事か」「何を伝える記事か」を先に検討し、迷ったときほどそこに戻るようにしました。この軸が定まると、構成や文章の良し悪しも、感覚ではなく「読み手に伝わるか」という基準で判断しやすくなりました。

②「記事の作成」は目的ではなく、手段であると腹落ちできた

2つ目の学びは、記事執筆そのものが目的ではない、という点が腹落ちしたことです。

記事はコンテンツ発信の一部であり、取り組み全体の中で役割を持つ「手段」です。

インターンを始めた当初は、どうしても「良い記事を書かなければ」「量を出さなければ」という意識が先に立ち、文章の完成度や作業量に目が向く場面がありました。

一方で上長とのやり取りを通じて、記事作成は「書くこと自体」がゴールではなく、読者に届く形で情報を届けることがゴールだと理解するようになりました。

この捉え方に変わってからは、作業の優先順位がはっきりしました。

たとえば、内容が少しでも読み手に届きやすくなるなら、表現や構成の修正に時間を使うべきですし、逆に、書き手としての自己満足に近い情報や言い回しは削るべきです。「どれだけ書いたか」ではなく、「どうすれば伝わるか」を判断基準にできるようになったことは大きかったと思います。

また、記事がコンテンツ発信の一部だと腹落ちすると、記事の位置づけも見えやすくなります。

記事は、GPTechの考え方や取り組みを知ってもらう接点になり、必要とする方が相談しやすい環境を整える下支えにもなる。そうした背景を踏まえることで、記事の内容や切り口も「読み手にどう届くか」を軸に考えられるようになりました。

③限られた時間で前に進める型を知ることができた

最後に、仕事の進め方も変わりました。

限られた時間の中で成果を出すには、「何をするか」だけでなく「何をしないか」を決める必要があります。

記事の作成は「テーマ決定→情報収集→構成案作成→レビュー→本文執筆→レビュー→上長へ引き渡し」という流れで進めていました。流れがあることで、いま自分がどこにいて、次に何をすればよいかが見えやすくなります。結果として、手戻りを減らしながら進められる感覚がありました。

また、フルリモートの環境では、作業が一人になりやすい一方で、レビューの受け方が進捗や品質に直結します。

私の場合は、週1回1時間程度の会議を設定していただき、構成案や本文に対してコメントや改善案をもらいながら進めました。会議以外でもコメントをいただける場面が多く、疑問があればその都度質問して詰める、という進め方で前に進めていました。

こうした進め方を繰り返す中で、「まず出して、指摘をもとに直す」「悩みすぎずに早めに確認する」といった動き方が身についていきました。限られた時間の中でも前に進めるためには、作業を抱え込まず、適切なタイミングで助けを借りることが重要だと実感しました。

これからGPTechへ入社を目指す人へ

何かに集中して取り組む時間は、想像以上に早く過ぎていきます。

だからこそ、思い立ったときに早めに動いてみることに意味があると思いました。意義をもって何かに取り組むと、日々の密度は変わります。私自身もこうして振り返ったとき、時間が経った感覚よりも、積み上がったもののほうが多く残っていました。

この記事を書いている私はまだ学生の立場で、会社や業務について語り尽くせるわけではありません。

それでも、理念に共感して「ここで頑張りたい」と思った気持ちを、きちんと受け止めてもらえる環境だと感じています。実際に、入社までの期間に何ができるかを相談した際も、気持ちだけで終わらせず、業務として関われる形を一緒に考えていただきました。

入社前の時間の使い方に正解があるわけではありませんが、動いてみた分だけ見えるものが増えるのは確かだと思います。

本記事が、GPTechへの入社を検討している方にとって、入社までの時間をどう使うかを考え、具体的な一歩を選ぶ際の参考になれば幸いです。

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