自分にとっての”幸せな働き方”とはなにか。その答えがGPTechだった理由

自分にとっての”幸せな働き方”とはなにか。その答えがGPTechだった理由

はじめまして。GPTech新卒8期生の後藤です。

東京生まれ東京育ちで、現在は私立大学にて国際関係や政治を学んでいます。

幼い頃から「他人や社会に貢献したい」という思いがあり、中学では生徒会に所属、高校ではNGOの方々と活動してきました。そして「日本にとどまらず、より広い視野で学びたい」という思いから、現在の大学へ進学しました。

振り返ると、大学生活はコロナの影響で当初思い描いていたものとは大きく異なりました。特に、留学を目指して休学したものの渡航できず、卒業が遅れたことで就活も2度経験することになりました。

一見、”計画が崩れた”ように見えますが、この経験こそが私の就職観を大きく変える転機となりました。

本記事が「自身の将来像を描くことができない」「自分に合う仕事が分からない」と感じている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

自己と向き合わなかった1度目の就活

留学を断念した私は、秋採用に向けて就活を開始しました。

ただ、当時の私は「何に価値を感じるか」「将来どのような人物でありたいか」といった問いに向き合うことを避けていました。自身の特性や人生観を深く掘り下げることなく、周囲からの評価を重視していたのでした。

その結果「ネームバリューのある会社に勤めることが一番の幸せだ」と短絡的に考えるようになっていました。また、アルバイトで人と接する機会が多かったことから「自分は対人関係に強みがある」と思い込み、大手企業の営業職を志望するようになっていました。

このように、自己分析を疎かにしたまま就活を続けた結果、心から情熱を注げる企業に出会うことはできませんでした。

2度目の就活により変化した就職観

自分にとっての幸せな働き方とはなにか?

秋採用では納得のいく結果が得られず、翌年の春採用に向けて就職活動を再スタートしました。

そして、その過程で大きな転機となったのが、IT系人材会社での長期インターンです。

長期インターンでは、インサイドセールスの架電業務や研修運営などを経験し、“会社で働くリアル”を肌で感じることができました。

特に、社員の方々の働き方を間近で見たことにより、仕事に対する認識が大きく変わりました。

それまでの私は、仕事を「お金を得る手段」や「自己ブランディングの手段」として捉えていました。しかし、長期インターンを通じて、仕事には「自己実現の手段」という側面があることに気づいたのです。

長期インターン開始当初は、スピードと正確さが求められる業務に苦戦し、「これまでの仕事の中で最も自分に向いていない」と感じるほど自信を失っていました。

それでも、社員の方々から前向きになれるフィードバックをいただいたこと、仕事に誇りを持ち、学生を巻き込みながら数字を追いかける社員の方々の姿を目の当たりにしたことで、仕事への向き合い方が大きく変化しました。

仕事に対する姿勢が変わるにつれ、次第に仕事が楽しく、やりがいのあるものへと変化し、最終的にはインターン生の中でトップの成績を収めることができました。

このような苦しい時期を支えてもらえた経験や、仕事への姿勢を変えるキッカケを与えてもらえた経験から、私自身も「相手のモチベーションを上げる存在になりたい」と強く思うようになりました。

このような「他者に貢献したい」という思いは、学生時代から委員長や生徒会に立候補し、人のために行動してきた経験にも通じています。昔から持ち続けてきた価値観が、長期インターンを通じて「確信」に変わったのだと実感しました。

このような長期インターンの経験から、私にとっての「幸せな働き方(=理想の人物像を目指すこと)」を見つけることができました。

幸せな働き方を実現できる環境とは?

私にとっての「幸せな働き方」を明確にしたことにより、今度は「どの環境であれば、自分が望む働き方を実現できるか?」を考えるようになりました。そしてその結果、以下の2つの環境を備えていることが必要な条件と結論付けました。

①他者/社会貢献に比重を置く企業

人のために熱意を持って行動できる人や、社会のために尽力する姿勢を持つ人が集まる会社で働くことが、自分にとって不可欠だと感じました。

特に、利益重視のカルチャーが強い企業であると、自身の理想からかけ離れた働き方になる懸念があると考えていました。そのため、社会貢献性の高い事業を展開している企業や、利益よりも他者貢献を重んじるカルチャーを掲げる企業を志向するようになりました。

②自己成長ができる環境

他者をモチベートするには、自らが知識や経験を積み重ねて自己成長する必要があると考えました。

特に、相手の課題を解消し、より良い方向に導くためには、私自身の能力向上が不可欠です。若いころから多様な経験を積むことができる環境や、私自身の課題である”論理的思考力”を磨くことができる環境を重視するようになりました。

IT業界への関心と課題意識

先述の通り、幸せな働き方を実現するために必要な環境は2つあると結論付けました。

ただし、社会貢献や成長環境を備えた企業は数多く存在しているため、「どのような切り口で絞り込むか」という視点が不可欠です。そこで、長期インターンの中で感じた課題感を起点に、今後私自身が注力したい領域を考えるようになりました。

長期インターンでは、IT業界が抱える課題に直面しました。

特に印象的だったのは、インサイドセールス業務を通じて接した、社内SEの方々の声です。彼らの多くが「少人数で過大な業務を抱えている」「経営層に業務を理解してもらえず、正当な評価が得られない」といった悩みを抱えていました。

インターネットで調べても、社内SEや情報システム部門に対するネガティブな意見が多く見られ、この問題は個別の事例にとどまらず、社会全体に広がる課題であると実感しました。

この経験を通じて、私はIT業界そのもの、そしてITを活用する組織が直面する課題に強い関心を持つようになりました。

それらの課題を「仕組み」や「組織」の側面から解決したい。そして、その過程で自分自身も成長を重ねていきたい――この思いからIT業界を志望するに至りました。

GPTechとの出会い

先述の思いからIT業界を志望し、出会ったのがGPTechでした。

説明会では、日本のIT体制が世界と比べて大きく遅れていること、またシステム発注の慣習によって多くのコストや納期のロスが生じている事実を知り、大きな衝撃を受けました。

そして「この国のシステム発注の常識を変える」という明確で社会的意義の大きいミッションは、自身の求めている環境と合致していると感じ、大きな感銘を受けました。

さらに選考を進めていく中で、コーポレートITサポートユニットの存在を知り、志望度は一層高まりました。

情シス部門の方々が正しく評価されない現状を是正し、情報システム部門の地位向上を掲げたミッションは、まさに私が抱いてきた課題感を解消するものだと強く感じました。

※コーポレートITサポートユニットについて関心のある方は、ぜひ下記の記事をご覧ください。

また、面接の中でも「私に必要な成長環境」がGPTechにあると実感しました。

他社では経歴や実績に関する質問が中心でしたが、GPTechでは私の価値観や思考力を深く掘り下げる質問が多く、「思考のプロセス」を重視していると感じました。

そのやり取りを通じて、GPTechなら自分の思考力をさらに磨き、社会に貢献できる仕事ができると確信を持つに至りました。

おわりに

「自分にとって幸せな働き方とはなにか?」これを考えた時に、「自身のなりたい像」を実現できる環境に身を置き、そこで自身の理想像に向けて仕事に励むことがそれに当たると感じました。

周りの印象を重視し過ぎると、私の1回目の就活のように、自分が思っている幸せとはかけ離れた場所に着地してしまうかもしれません。

「自分は将来どのような存在になりたいか?」「どのような環境であれば、その存在に近づくことができるのか?」この問いに真剣に向き合うことが何よりも重要だと思っています。

その結果、GPTechの理念やビジョンと自分の価値観が重なり、迷いなく選ぶことができましたし、納得感を持って就活を終えることができました。

これから就活をする方へ伝えたいのは、以下の2つです。

・自分が仕事をする上で幸せに感じる瞬間を具体的に振り返ること

・その価値観に合う企業かどうかを、選考の場でしっかり確かめること

たとえ将来像がまだ曖昧でも、価値観を言語化して動くことで、納得できる選択に近づけます。私にとってGPTechは、その価値観を形にできる場所でした。

あなたにも、自分の軸と重なる会社に出会えることを願っています。

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