コンサルに偏見を持っていた私がGPTechを志望した理由

コンサルに偏見を持っていた私がGPTechを志望した理由

はじめに

こんにちは!

株式会社グローバル・パートナーズ・テクノロジー(以下GPTech)新卒7期生の木下です。この記事では、コンサルタントに対して否定的な先入観を持っていた私が、いかにしてGPTechを志望し就職を決めたのか、これまでの経緯を述べたいと思います。

この記事が「コンサルタントに対して否定的な先入観・偏見を持っている学生」「1つの組織に留まるのではなく、より多くの企業や業界に影響を与えたいと考えている学生」の方の参考になれば幸いです。

自己紹介

簡単な自己紹介から始めます。

私は、千葉や埼玉のベッドタウンに暮らし、主として水泳に深く関わりながら体を動かして遊ぶことが好きな子供として育ちました。

高校時代、腰の怪我によって一時期スポーツから離れることになったものの、大学入学後は身体を動かさない生活につまらなさを感じ、ボート部に途中入部をして週7日間毎日練習をしていました。

学業では、生体内での薬物動態を制御し薬効を上げる化合物の研究をする研究室に所属していました。大学の研究生活では、IT分野と全く接点のなかった私がどのようにしてGPTechに志望するようになったかの経緯を説明していきます。

「コンサルって虚業でしょ」

これは、私がコンサルタントに抱いていた偏見です。

振り返ってみると、大学受験を終えたばかりの私は「学問こそが至高の領域で、自分はそこで価値を発揮するために生きてきてこれからも携わっていくのだ。」といった、いわゆる「こじらせた意識の高さ」を持っていたように感じます。

このような偏った思想が原因で、社会を学ばず勉強ばかりしていた大学生になりたての私は「自らモノを生み出す研究や開発は優秀な人間にしかできず、コンサルタントという職業は彼らからおこぼれをあずかっているだけである。」と考えていました(もちろん現在はそんなことはないのですが…)。

そうして、「事業会社こそが実業、コンサルは虚業」といった強烈な偏見を持っていた私は、実際にコンサルタントと話したことがないにも関わらず、口癖のように使ってしまっていました。

コンサルタントとの初めての出会い

そんな私にも一つの転機がありました。

大学4年生の冬に、開発職として長年働いている友人の父と「自分がこれから社会人になるためにはこれからどのように取り組んでいけばよいか」ということについてお話させていただく機会がありました。

その中で発せられた「若い時には色んな経験を自発的に体験しなさい」という助言を受け止め、学問的な世界の外を知るためにインターンに応募しました。

インターンの中で、メーカー企業の会計業務のIT化推進に携わったときが、人生で初めてのITに深く関わる機会でした。

ITという未経験で先進的な分野は魅力的で、今後はインフラと匹敵するほどの重要な技術であると感じました。

そして、このインターンで初めてコンサルタントと対面しました。ただ、インターン目線ではありますが、コンサルタントに対して「何のためにプロジェクトに参加しているのだろうか」と感じていたのが正直な感想です。

というのも、コンサルタントから説明されることは「如何に導入する会計システムが普及しているか、使いやすいか」等の製品としての利点ばかりであり、システム導入後、現行業務がどのように変化するかなどの説明はされていませんでした。

もちろん、全てのコンサルタントに当てはまることではありませんが、このような、ベンダーの営業のような振る舞いを目の当たりにしたことで、コンサルタントに対して不信感を抱くようになりました。

私は「コンサルタント」という言葉を「consult」から派生していると理解していたため、クライアントのことを考える存在こそがコンサルタントであり、製品を導入することに邁進する立場ではいけないと感じました。

また、ユーザーである会計部署の社員も「新しいシステムが来て業務のやり方が変わる『らしい』」程度の認識で、どこか他人事のようなスタンスを取っていました。

実際の現場で、各立場のスタンスを肌で感じ取った結果、元々コンサルタントに抱いていた疑念がさらに強まり、同時に「IT技術に対して無知であるとユーザー企業は不利益を被る可能性がある」ことに危機感を感じました。

GPTechとの出会い

インターンでの経験を経て、事業に適合した技術を導入するためには「ユーザー側にも一定以上のIT知識が必要である」と感じました。

傍流であるIT技術への投資を正しく行えないと、主流とする研究開発に注力できず「研究開発がIT投資に足を引っ張られる」ことに危機感を覚えました。

上記の思いから、ITの知識を蓄え、研究開発を不必要なIT投資から守りたいと志すようになりました。

先述の志を実現するために、「メーカー企業」内部に属すべきだと感じ、就職活動開始当初はメーカー企業への志望を強めていました。

しかし、一つの企業に属しその企業を正しく導いたとしても、業界全体のITに対する意識が変わることはないという思いを抱え、最大多数の最大幸福を実現するためにはメーカー企業に属することが最適な選択であるか悩みました。

そこで、就職活動中に利用していた人材エージェントの方と面談を行ったところ、GPTechが私の考え方に合っている企業ではないかと勧められました。

これまで否定的な目で見ていた「ITコンサルタント」の企業であったため、勧められたときはもちろん驚きましたが、強く勧められたため説明会に参加することを決めました。

そして説明会では「なんだこの理想的な理念を持つ企業は!?」と衝撃を受けました。

インターンでの経験から、クライアントに対してシステムを導入『させる』ことがコンサルタントの仕事であると認識していた私は、クライアントと二人三脚でIT調達を行うスタンスに驚きを感じました。

また、言葉だけでなく「自社に開発部隊を持たない」「開発企業との利害関係を排除する」といった、言葉だけでなくビジネスモデルに一貫性を持たした部分にも感銘を受け、真に中立的な立場からクライアントを支援できるコンサルティングに魅力を感じました。

加えて「発注側の体制強化」を目指すGPTechでは、私の「ユーザー側にも一定以上のIT知識が必要」という考えとも適合し、業界の変革の一端を担う存在になりたいと考えました。

ただし、理念やビジネスモデルに対して大きく共感を抱くと同時に、大きな不安はありました。

「この経営スタイルは継続していけるのか?」という疑問です。

というのも、一般的なコンサルファームはベンダーと利害関係を持ち、システム製品の導入が決定したときにベンダーからマージンを受け取ることで、大きな利益を得るものだと思っていたからです。

つまり、第三者としてクライアント企業のIT調達を支援する場合、利益がとても薄くなってしまうと感じたのです。

ただ、説明会で感じたこの疑問は、エージェントとの相談や選考途中の面談を通して杞憂であったと判明しました。

この不安が解消されれば、GPTechに対して残るのは強い志望のみ。ありがたいことに面接官の方々に私の強い志望が伝わり、内定を頂くことができました。

最後に

私がGPTechを志望するまでの「IT業界」に対しての「就活生」目線でのダイナミックな印象の変化の流れを読者に伝えることができていれば幸いです。

GPTechの選考で特に印象的に残ったことは、「選考途中の就活生へのサポートの厚さ」でした。カジュアル面談を1時間超も設けてくださり、社員の方に気軽にどんなことでも質問をできたことが不安解消の大きな手助けとなりました。

また、丁寧な面談で社員への解像度も高まったため、これから選考に進まれる就活生の方にはぜひ活用して頂きたいです。私と同じような不安や偏見を抱く就活生は少なからずいると思うため、そんな方のサポートになれることを楽しみにしています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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