GPTechの選考への挑戦が、難航する企業選びの助け舟となった話
はじめに
こんにちは!株式会社グローバル・パートナーズ・テクノロジー(以下、GPTech)新卒5期生の堤です。
この記事では、東京大学文学部社会心理学を専攻し、就職活動において企業選びに悩んでいた私が、GPTechを第一志望とし、入社を決めた経緯についてお伝えします。
GPTechの一員としてこの記事を出している身ではありますが、まだ実際に勤務はしておらず、就活生としての目線のみを有する立場で執筆を行っております。
就活を終えて間もない生きた事例として、現在就活で不安を抱えている方々の参考になるようなお話ができればと思います!
自己紹介
まずは簡単な自己紹介をさせていただきます!
私は東京生まれ東京育ちの右利きです。中学校から吹奏楽、オーケストラ、合唱など一貫して音楽系の部活動に所属し、大学でも合唱や軽音楽、ミュージカル活動に至るまで幅広い舞台表現に関心を持ち、音楽活動を楽しんでいます。
学業では社会集団内での人間の心の動きに関心があったため社会心理学を専攻し、現在は過去にあった国家間の謝罪事例から効果的な謝罪の方法を調査するという研究テーマで卒論執筆に向けた準備を進めています。
就活をする上で抱えた2つの苦悩
業界・業種の絞り込みが困難
まず、私の就職活動の中で終始立ちはだかる壁となったのが、ありきたりな話ですが「自分が何をしたい人なのか」という問いに自信を持って答えられないことでした。
その原因となっていたのは、あらゆる領域・分野に対して興味が尽きないという私自身の性格特性です。
大学3年生の夏から周囲につられて業界研究なるものを始め(サークル活動に打ち込んでいたため長期のインターンには参加しなかったのものの)、1dayの企業説明会や企業の方と少人数でお話をする場に足を運んでみました。
どのような業界・どのような業種のイベントであっても参加する度に面白さややりがい、憧れを感じてしまい、業界や企業間の比較は進んでも優劣が一向につかないという事態に陥りました。
ならば他者の視点を足掛かりにしようと周囲に他己分析を求めることもありました。
親しい友人や先輩、大変お世話になった就活エージェントの方など、私をよく知る人ほど「どの業界も向いていそうだね」という分析をすることが多く、「その通りなんだよな~」と思いつつも絞り込みの作業に悩みました。
各業界への関心に支えられて就職活動自体が嫌になるということはなかったのですが、その反面推進力になるものもなく、私の就活は停滞の一途をたどりました。
大学3年生の冬を過ぎ、春の陽射しが温かくなってもこの状況は打破できなかったため、それまでの就職活動でご縁のあった企業の選考にひとまず進んでみることにしました。
自身の性質を活かせない
いざ面接に臨んでみると、また別の壁が顔を出すようになります。
私の人物評価に「東京大学の学生だから〇〇」という前置きがついて回ったり、所属コミュニティや専攻の学術領域と近い分野の方から無条件に歓迎され、逆に縁遠い分野の企業の方からは第一印象からわずかに敬遠されたり。
選考の合否とは結びつかないまでもポジティブ/ネガティブの両側面で、肩書だけでは判断できないような私自身の性格特性や志向があまり見られないケースが多いことに違和感を覚えました。
次第に私個人の性格や特性を考慮して仕事選びをすべきという視座を失いかけるようになり、「自分と同じような経歴を歩んできた人が多く就職しているところに落ち着けば進路選択として失敗することはないだろう…」という考えをしてしまうこともありました。
このように「興味が分散するあまり業界・業種の絞り込みが困難であったこと」、そして就活生固有の存在としての評価を得られる場面が思いのほか少なく、「自分自身の性質を重視した就活ができるのかどうかがわからなくなっていたこと」の2点が、就活を進めるにつれて私の中で大きくなっていた悩みのタネでした。
GPTechの選考フローで感じたこと
そんな中、就活エージェントの方々から数多くご紹介いただいた企業リストの中からGPTechを見つけました。最初は「ここも見ておくか」くらいの軽い気持ちでオンライン説明会に参加してみました。
説明会では、「世の中にあるシステム開発会社と関係を持つことはせず、真に相手のためになる提案をする」というGPTechの根幹をなす理念を知り、自分自身が友人付き合いなどで最も大切にしてきた「他者の悩みに中立的かつ積極的に向き合う」というポリシーと強く合致していることを感じました。
企業理念を自らの志向と照合する作業を一切介さず、自然な形で企業理念に共感した経験は初めてで、「私自身の性格に沿って就活をすべきだ」という当時鈍りつつあった考えを呼び覚ますきっかけになりました。
そして、その後選考に進むと、各段階の面接では私個人を捉えた厳しくも的確なフィードバックが印象的でした。
私から厳しめのフィードバックをお願いしたという前提があったとはいえ、就活生相手という忖度なく、「将来何がしたい人なのかがイマイチ見えない」「論理よりも感情が先行することがある」など心に刺さる指摘をもらい、1時間の面接とは思えない疲労感が残ると同時に、肩書きは関係ない一個人としての評価を受けている感覚を得ることができました。
面接の中で、将来の選択肢をたくさん持つための選択をする(=GPTechをファーストキャリアにすることで多様な業界と接点を持つことができ、また、新卒の育成に力を入れており、学習意欲を高く持てば将来に活きる経験が多く得られる)ことを説明して頂きました。
「現時点で何を生業とし生きていくのか焦って決めなくてもよい」という考えを持つことができるようになったのも、GPTechの選考に進む要素として大きかったです。
入社を決めるに至った思考プロセス
GPTechの面接を一段階受けるたびに、同時並行で受けていた他社選考の面接を受けている際の自分自身の納得感が増すようになりました。
これはおそらく、面接や説明会を担当したGPTechの先輩社員の話しぶりや論立ての仕方を参考にし、また面接後のフィードバックによって私の置かれた立場や私自身の性格を理解する整理がついたことで、限られた時間の中で自分のことを以前よりも少しだけロジカルに話すことができるようになったという実感が伴ったことによるものだと思います。
また、大手のコンサルに勤めた方が、事業規模やのちに起業をするとなった際の人脈の広がり、福利厚生の観点からよいのではないかという考えに触れることもありました。
しかし、選考を通じて出会った社員のようにシャープな視点や思考力を持つことに憧れを抱き、またそれらを有した上でこれまで通り個人として人の悩みに真摯に向き合い、実のある提案ができる存在になりたい、という考えが強くなり、数ある企業の中でGPTechが私の第一志望になり、内定を承諾することとなりました。
まとめ
結果的に私の就活の転機になったのは、GPTechの説明会に参加し、選考を受けたことでした。
将来何をすべきかわからないという人ほど、自身の属性などから消極的に進路を決めるのではなく、自分の価値観に合致する企業はどこかにあるはずだと信じて粘り強く探し、また、自分の特性と正面から向き合ってみてほしいと心から思います。
その上で、あくまでいち就活生として、GPTechの経営理念に共感できたのであれば選考に挑戦してみることをおススメします!
なお、この記事は最初に宣言した通り、就活生としての私の思考の経緯にフォーカスした内容になっています。GPTechの詳細なビジネスモデル、IT業界内でのポジションをご覧になりたい方は、こちらをご覧ください。
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