【後編】新卒向け入社前準備 ―GPTech入社前にやっておけばよかったこと―

はじめに
こんにちは!新卒7期生の伊藤です。
今回、学生の皆さんからよくご質問をいただく「入社前にやっておいた方が良いことは何ですか?」という疑問にお答えするために、新卒2期生の伊豆さん、同じく4期生の櫻井さんにインタビューを実施いたしました。
インタビューのトピックは以下のとおりです。
・入社前にやっておいてよかったこと、やることをおすすめすること(前編)
・入社前にやっておけばよかったこと(後編)
本記事は、インタビューの後半部を記載した記事です。前編をふまえた内容となっておりますので、ぜひ前編からご覧ください!
GPTechのナレッジがつまった「IT調達ナビ」の活用
―続いて、次のトピックに移りたいと思います。伊豆さん、今振り返ってみて、入社前に「やっておけばよかった」と感じていることはありますか?
(伊豆)
これは相当やる気のある学生向けの話ではあるのですが、やはり「IT調達プロセスの発注者目線の全体像」と「IT系の用語」はある程度学んでおくべきだったとは思います。時間に余裕のある学生のうちに触れておいた方が、入社以降の新卒研修の中身が頭に入りやすくなるからです。
ただ、すべてを理解するのは難しいと思うので、負荷なく学べる方法として、私が皆さんに紹介したいのがGPTechで公開している「IT調達ナビ」です。コンテンツとしてすごく素晴らしいもので、発注の全体像や、押さえておくべき用語の記事もあるので、まずは目を通しておくぐらいでも十分役立つと思います。
(IT調達ナビに興味のある方はこちらからご覧ください)
もちろん、もっと踏み込んで学びたい人は、たとえば「RFIって何だろう?」などIT発注の個別プロセスの具体的な内容が説明された記事まで読み込むのもありです。
人によっては「学生のうちから社会人としての準備に注力したい」という方もいると思うので、そういう方にとってはより深い学びが得られると思います。
―ありがとうございます。たしかに選考中や内定者向けに、勉強の手段として「GPTechのオウンドメディア」が存在しているのは大きなポイントだと思うので、それはぜひ学生の皆さんにも活用していただきたいですね。私も入社前のインターンでは積極的にIT調達ナビを活用するようにしていました。
(伊豆)
「ITコンサル」について勉強するとなると、どこから手を付ければいいのか、情報量が膨大すぎて判断するのが難しいのではないかと思います。ただ、「GPTech流のITコンサル」に絞って考えれば、「IT調達ナビ」という教科書があるので、勉強もかなりしやすくなるはずです。
また、資格に関して言うと、私自身は入社前に取得していたものではありますが、基本情報技術者試験は、学生のうちにとっておいた方が自分も楽になると思います。
ですがそれ以上、応用情報、セキュリティ関連資格、全情報資格支援士、PMP、ITコーディネーターのような資格は、業務を経験した後のほうが効率的に取れるかなと思います。
ですので学生のうちは、最低限「基本情報」くらいでいいのではないかなと思います。もちろん義務ではないのですが。
―おっしゃるとおり、新卒研修が始まると、やはり基礎知識があるかどうかで吸収力に差が出るのを感じました。研修内容をより深く理解するためにも、取っておけばよかったなと思います。

コンサルの話し方 ―学生時代の「あたりまえ」を見直す―
―その他、伊豆さんご自身が「もっとやっておけばよかった」と考えていることはありますか?
(伊豆)
これは私がかなり苦労した部分かつ、いまだにもっと改善していかないと、と思うことなのですが、ビジネスマン、ひいてはコンサルの話し方・トークスキルについては、もっと練習しておけばよかったと思っています。
まず、初歩的な部分で、私自身学生のときにずっと飲食店でアルバイトをしていた影響で、いわゆる「バイト敬語」が染みついてしまっていました。
それこそ入社後に先輩社員の方から最初に指摘されて直していったのですが、そもそもこういった部分は、「スキルとしてできるようになる」ということだけではなく、「今までの自分の当たり前が当たり前ではない」ということをあらかじめ理解しておくということが非常に重要だと思っています。
もう1つは、話し方そのものについてです。
話す間や声のトーンに関しては、相手や状況に応じた話し方ができるようになる必要があります。私の場合、飲食店のバイトでは相手や状況に関係なく、基本的に下手に出る話し方が基本だったので、それが未だに癖づいてしまっている部分があります。
ただ、コンサルをやる上では、お客さんに対して威厳や貫禄を示す必要があるシーンが多くなってくるので、場面に応じた使い分けができるようになる必要があると思っています。
ですが、完璧に話せるようになる能力を学生時代から身に着けるのは難しいと思うので、暇なときにでも、YouTube等で「コンサルの話し方」といようなコンテンツから目を通していただければと思います。
入社後は、「細かい部分から考え方を変えていく必要がある」ということを頭に入れておいてもらえれば問題ないです。
―ちなみに伊豆さんは「もっと練習しておけばよかった」とおっしゃっていましたが、入社後徐々に言葉遣い・話し方に慣れていったという流れですか?それとも、自発的に何か他に勉強されたのでしょうか?
(伊豆)
そうですね。正直に言うと、「自然に治るものだ」と思っていました。もちろんバイト敬語はきちんと直せるように正しい敬語を勉強しましたが、話す間やトーンに関してはあまり意識していませんでした。
結局、全然改善が進まず、「これじゃダメだ」と思ってから勉強を始め、それこそ代表の坂本や上長から、話し方についてレビューをもらうよう動きました。
コンサルタントとして、お客さんに対して優しく言うだけですと、言うこと聞いてもらえず、結局こちらの提案を受け入れていただけないことになってしまいます。それでは意味がないので、言うべきときはビシッと貫禄を持って話して、「この人の言うことを聞かなきゃ」と思っていただく必要があります。
言わずもがな、話している中身も大事ではあるのですが、中身だけではなく話し方・伝え方の部分もやっぱり考えていかなければいけない部分だと思います。
時間がある学生時代に、実案件に活きる経験を積む
―では、続いて櫻井さんに伺います。伊豆さんと同様に、櫻井さんが「入社前にやっておけばよかった」と思っていることはありますか?
(櫻井)
私があえて挙げるとするならば、この3つをもっと勉強しておくべきだったな、と思っています。
・IT基礎学習
・Python等のコーディング
・ハードウェアから一貫してなにかを作ってみること
全部ITについてですね。
というのも、GPTechで働いていて重要に思う知識・スキルとして、ITの基礎知識、調達に関する知識、コンサルティングスキル・知識(ドキュメンテーション等)の3つが挙げられます。
調達に関する知識は伊豆さんから言及があったので、私はITの基礎知識について述べられたらと思います。ちなみに、コンサルティングスキル・知識は入社後に代表の坂本や上司に直接見てもらって、たくさんフィードバックを受けられます。
私がITの基礎として上記の3つをセットで挙げた理由は、システムを導入したとして実際にどのように最大活用されるのかの「想像力の強化」にこれらが大きく貢献すると思うためです。
GPTechはシステム導入支援を実施しますが、お客さんは導入してからが本番活用の開始です。また、ITの基礎知識を得たとしても、知識は得ただけでは実用的な力にはなりづらい、あるいは知識を得たものの実案件には活きないと嘆いている方も一定数居るように思います。
実際に1つ2つ案件を経験すれば実案件に活きる知識にはなっていくのですが、それまで焦ったり苦労したりしている新入社員は多いように感じます。
そこで、IT基礎学習をしつつ、実際に自分でコーディングやハードウェアの準備を小規模でも良いので実施してみるという経験を積むこと、そして、自分で欲しいものを検討し実際に一通り制作してみて、さらにその過程で基礎的なIT知識も活かしてみること、それらを実行することで、学生のうちから実案件に活きる経験を積むことができます。
このような経験を積むことで、実際にお客さんがそのシステムでどんな事業でどのように投資対効果を最大化していくかの検討に活きるレベルまで知識を汎化させることができるかなと考えています。

自分自身で答えを見つける意識を忘れずに
―では、「“あえて”挙げるとするなら、」とおっしゃったことには、どのような意図があるのでしょうか?
(櫻井)
「あえて」という言葉を使ったのは、将来的に「やっておけばよかった」となることは人それぞれなので、一概に私の「やっておけばよかった」ことを実践すればいいとは思っていないからです。
もちろん、先ほど挙げたことはGPTechで働くうえで必ずと言っていいほど役に立ちますし、入社後もご自身の強い味方になる準備であると思います。
ただ、先ほど「やっておいた方がいいこと」「おすすめすること」についてお話ししましたが、すでにやりたいことや将来のビジョンが明確になっている学生の皆さんにとっては、我々から「これを入社前にするべき」と提示せずとも、自然とご自身に必要なことが見えているので、それをやればいいだけだと思っています。
一方で、「明確にやりたいことがあるわけではなくて…」というタイプの学生に対して「ITコンサルの仕事をするからとりあえずITの勉強をしたら?」というのも、当たり前のこと過ぎて「そんなこと知っているよ」となりますし、なんとなく腹落ちしづらいような気もしています。
だからこそ、まず「自分と見つめ合ったらどうですか」ということを最初にメッセージとしてお伝えしたのは、「今やるべきことが何なのか」について、学生の皆さん一人一人に合った答えを自分で導き出してほしいからでもあります。
伊豆さんや私が今回話ししていること、特に伊豆さんが言及された「本質考動」についてはGPTechで働くうえでもちろん知っておいてほしいですし、入社前に習慣として取り組んでみてほしいとは思っています。
加えて、自分自身が「何をやりたいのか」「何を目指すのか」によって、学生時代の今やるべきことも変わってくるはずです。
(伊豆)
そうですね。我々の経験から、「やってよかった」「やっておけばよかった」と言える入社前準備についてはこのインタビューで学生の皆さんに共有し、ぜひ役立ててほしいとは思います。
一方で、「自分に何が必要か」という仮説を立てずに、「紹介されていたからやる」という受け身の状態は、GPTech社員としてのあるべき姿ではないと言えます。
レベルの高いことを要求するようですが、我々の経験談やアドバイスを聞いたうえでしっかり考え、咀嚼して、ご自身なりの答えを導き出してほしいと思います。
学生へのメッセージ
―お二人とも、ありがとうございます。最後に伊豆さん、櫻井さんから、これからGPTechに入社する学生や、選考中の学生に向けてメッセージをいただけますか?
(伊豆)
はい。決して脅すわけではないですし、今までGPTechに入ってきた後輩たちに対して、“ここが欠けているな”って思ったことは特にないのですが、やっぱり学生までとは違って、「1つ1つのタスクに責任が伴う」ということは、社会人になる上で理解しておくべきだと思います。
どんなに小さなタスクでも、「自分がやることに対する責任」という感覚が、社会人には必要です。ただ、そういったマインドセットも含めて、入社後の新卒研修でじっくり身に着けていってほしいなと思っています。
今回お話した内容も、決して強制的に取り組んでもらうものではないと考えていて、「GPTechで活躍したい」と学生のうちから思ってくれている方にとって、少しでも参考になれば良いなと思っています。
(櫻井)
GPTechの社員の中でも、すごく楽しそうに仕事をしている方が居るのですが、彼らは総じて、やりたいことが出来ている人であったり、当初から目指していたことが出来たことによる達成感を得ている人だったりに見えます。
そしてこのような方々は、当然、やりたいことや当初から目指していたことが明確であるようです。
繰り返しですが、個人の想いとしてまずは学生を満喫してほしいです。それに、社会人になってから悩んでも良いと思います。単に、考える時間がたくさん取れる学生時代に考えておくのも良いかなという話でした。そういう考えもあるのだなと、ちょっとした参考程度に聞いてもらえると嬉しいです。
―インタビューは以上です。お二人とも、ありがとうございました。
まとめ
本記事を読むことで、読者の皆さんが持っている不安や疑問が、
「今日からこれをやってみよう」
「自分にはこのやり方があっているかも」
「この人の考え方を参考にしてみよう」
という気持ちに変化するきっかけになれば嬉しいです。
残された学生生活を存分に楽しみつつ、「入社後のためにどのように時間を使うか」という視点を持つことで、今後の皆さんの成長スピードも変化するはずです。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしております。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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