吹奏楽の応援統括からITコンサルへ―私が就活軸を見つけた方法

吹奏楽の応援統括からITコンサルへ―私が就活軸を見つけた方法

はじめに

はじめまして。グローバル・パートナーズ・テクノロジー(以下、GPTech)新卒9期生の清水と申します。現在私は、大学で西洋史学を専攻しており、中世イタリア史について研究しています。

就活体験記を書くにあたり、私に何が伝えられるか考えてみました。就活生の中には、自分が何をしたいのか、どんな会社に入りたいのかがわからない方もいらっしゃると思います。かくいう私も特にやりたいことがあったわけではありませんでした。そんな私が企業を選ぶ上で1番重要視したのは、「自分の就活の軸に合っているかどうか」でした。

そこで今回は、自分のやりたいことやどう働きたいかについて悩んでいる就活生の皆さんに向けて、私の体験をお伝えしたいと思います。

「就活の軸」を見つける

私の就職活動は、3年生の2月から本格的に始まりました。就活の早期化が進む中、他の人よりは遅いスタートだったのではないかと思っています。もちろん、それ以前にも夏インターンに行ったり、ちょこちょこと説明会に出たりはしていました。
明確にやりたいことがある訳でもなく、直接仕事に繋がるような専門性がある訳でもなく、面倒がってなかなか重い腰をあげることが出来ませんでした。そんな中で焦りを感じ、ようやく就活と本気で向き合おうと思ったのがこの時期でした。

就活についてまわる言葉のひとつである「就活の軸」。就活生の皆さんの多くはガクチカや自分の強みなどについて頭を悩ませているイメージがあるのですが、私はこの就活の軸がかなり大事だと思っています。ガクチカや強みはあくまで過去の経験であり、そこから得た価値観や考え方を反映している就活軸(こうなりたい、こんな会社に入りたい)の方が企業を選ぶ上で大切だと考えているからです。
就活は自分と企業がどれだけマッチしているかが最も大切で、就活軸はその基準になりうるものです。

私の就活の軸は「人や社会に貢献したい」と「成長したい」でした。
ありがちな軸ではありますが、この軸をぶらさずに企業を選ぶというのは案外大変なものです。私の中で特に大事にしていたのは前者の「人や社会に貢献する」という軸です。これは、就活エージェントの方とお話しさせていただく中で気づいた価値観だったのですが、これには私の大学での部活動経験が大きく影響しています。

吹奏楽部での経験とそこから得た価値観

私は大学で吹奏楽部に所属しており、3年生の時に務めた外部依頼の統括という経験が非常に大きな経験でした。学内に限らず学外(特に企業)から応援演奏の依頼を受けており、その統括をしていました。
特に大きな経験だったのは、2025年秋に行われた社会人野球の全国大会での応援経験です。依頼してくださった企業との意思疎通や事前練習の計画・実行、部員への指示、試合当日の運営全てを担い、決勝戦まで勝ち上がることができました。

依頼企業と部員それぞれの要望を折衝し、活動がうまくいった瞬間や本番後に依頼者や観客から褒めていただいたとき、とても嬉しくやりがいを感じたことを覚えています。統括という立場上、自分の指示ひとつで演奏のクオリティが大きく左右されるため、大きな責任感をもって活動したこともその要因だったと思います。

このような経験から、自分の働きによって他人に価値を提供することがやりがい・楽しさを感じられることではないかと考え、「人や社会に貢献する」ことを軸として定めました。

「就活の軸」から見えてきた本当にやりたいこと

ここから志望業界を絞っていったのですが、当初から決まっていた「成長したい」という軸に従ってIT業界をメインに企業を探していきました。
新卒だからこそ幅広く選択肢が持てると考え、これからの社会にも不可欠になるであろうIT業界ならば、経験を積んで自身のスキルアップにつながると考えたからです。全くの未経験ですが勉強次第でどうにでもなると思いIT企業、特にSEを志望していました。

さまざまな企業の選考を進めていく中で、システムを構築するよりも、お客さまの要望を引き出し整理する上流工程を担いたいという思いが強くなりました。そこから、ITだけでなく人と直接向き合い、本当のニーズを引き出し橋渡しするコンサルタント職全般に興味をもつようになりました。

ここから、SE職とコンサルタント職の二つを希望の職種として見ていましたが、選考を重ねるに従い、職種ではなく「IT業界で成長する」「顧客の要望を引き出して橋渡しをする」という二つの軸を満たすかどうかで会社を見るようになりました。この時に出会ったのがGPTechでした。

GPTechに惹かれた理由

最初に興味を惹かれたのは「システム発注の常識を変える」というフレーズです。
説明会や選考を進めていく中で、ただ理想として掲げているだけではなく、実際に実現させようとしている本気度を感じ、魅力的だと感じました。

決め手は、業界に与えるインパクトの大きさです。ノウハウを共有して顧客自ら発注のあり方を見直せるように導く「関与の最適化」の姿勢に、この会社の本気度を感じました。
さらに魅力を感じたのが「自社<顧客<業界」の価値観です。自社収益になる案件であっても顧客価値につながらなければ取りにいかず、より市場変革のインパクトが大きい案件を選び取っている点に魅力を感じました。自社利益で終わらせず、相手の本当のニーズを捉えて実践している点に、強く共感しました。

応援活動の中でも、依頼企業から曖昧な指示を受けたときに、なぜこのような指示をされたのか、演奏に反映させるにはどのような表現で伝えれば良いかを考え実践してきました。例えば、「元気な感じで演奏してほしい」と指示があったとき、ただ楽器全体の音量を上げるのではなく、メロディーがよりはっきり聞こえるようにメロディーを演奏していない楽器の音量を下げることで音量差を付けたり、曲自体のテンポを少し速めたりなど、具体的な指示に変換して実践していました。

SE職、コンサルタント職それぞれで他社から内定をいただいていましたが、自分の就活軸を両方満たすことができるITコンサルタントという職業であったこと、「人や社会に貢献する」という軸において影響力の大きい方がやりがいがあると考えていることから、GPTechが合っていると考え、意思決定に至りました。

おわりに

就職活動は、これからの自分の人生を左右する非常に大きなタイミングです。早期化・長期化の流れを受け、就活に疲れて内定が取れた会社に行けばいいや、と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私は自分のこれまでの経験から形成された価値観や見つけたやりがいから、それを実現できる企業を見つけることが大事だと考えています。ただ会社を探して入ることがゴールなのではなく、これからの長い人生を生きていく場所を探すという目的で就職活動をしてほしいと思います。

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