地方出身の私が「人生の目的論」に出会い、GPTechでITコンサルタントになることを選んだ理由

地方出身の私が「人生の目的論」に出会い、GPTechでITコンサルタントになることを選んだ理由

こんにちは!株式会社グローバル・パートナーズ・テクノロジー(以下、GPTech)新卒8期生の松﨑です。

本記事では、地方出身である私がどのような考えのもと就職活動に取り組んだのか、そしてGPTechへの入社を決意した理由について、ご紹介させていただきます。

はじめに

まずは、簡単に自己紹介をさせていただきます。

私は鹿児島県鹿児島市で生まれ育ち、この記事を執筆している現在も、地元である鹿児島に在住しております。

高校は県内の私立高校に通っており、当時はまだ明確な将来像を描けていたわけではありませんが、一時期は美容師の道を志していたこともありました。

しかし、ちょうどその頃は新型コロナウイルスの感染拡大の真っただ中であり、社会全体が不透明な状況に置かれていました。

特別に強い進学希望があったわけではありませんが、もともとIT分野に関心があったこと、そして知人からの勧めもあって、通信制大学への進学を決意しました。

大学では、C言語をはじめとしたプログラミングの基礎に加え、ソフトウェアの実装やテスト、ネットワーク設定、通信プロトコルの仕組みなど、幅広い技術について学んでいます。

私の就職活動について

  • 目的論との出会い

もともとは大学院への進学を考えており、周囲の学生が就職活動に取り組み始めたことをきっかけに、私もなんとなく流されるような形で、軽い気持ちで就職活動を始めました。

そんな中で出会ったのが、宇都宮隆二さんの著書『人生の目的論』でした。

この本では、「就職」という一つのプロセスにとどまらず、自分の人生全体を俯瞰し、長期的な意味や目的を考える視点が一貫して示されています。

「自分は何に喜びややりがいを感じ、逆にどんなことに苦痛や違和感を覚えるのか。どんな環境で力を発揮でき、どんな人や組織に魅力を感じるのか。」

――こうした本書の問いかけを手がかりに自己分析を進めていく中で、私は「地方と都心の情報格差をなくし、地元に還元したい」という明確な目的を持つことができました。

この目的を持つに至った背景として、地方で育つ中で、進学やキャリアに関する情報の少なさに課題を感じていたことがあります。

進学を機に都会に出た友人たちの話から、情報環境の違いが将来の選択肢に大きく影響している現実を実感しました。地方におけるITへの理解や活用スキルを高めることが、地元でキャリアを築こうとする若者たちの可能性を広げる鍵になると考え、その実現に貢献したいという想いを強く抱くようになりました。

この気づきをきっかけに、大学院への進学をやめ、本格的に就職活動へと舵を切ることを決意しました。

  • コンサルタント職を志望した理由

就職活動を始める以前の私は、仕事を「生活費を得る手段」や「社会的評価を得るための道具」として捉えていました。

しかし、『人生の目的論』に出会い、仕事とは単なる手段ではなく、「人生の目的を現実化する場である」という考え方に強く共感するようになりました。

当初は、大学で学んだ知識を活かすことを目的に「エンジニア職」を志望しておりましたが、自ら掲げた目的を実現するためには、ITリテラシーが十分でない企業に対し、仕組みや考え方の根本からアプローチする必要があることに気づきました。

本質的な課題に向き合い、変化を促す立場として最も力を発揮できるのは「ITコンサルタント」だと確信し、この職種を志望するに至りました。

  • 企業選びの軸にしたこと

複数のITコンサルティング企業の選考を受ける中で、私は特に経営理念とビジネスモデルを重視して企業を比較・検討していました。

企業規模や業界内での知名度、初任給や福利厚生といった条件面に価値を見出すことも、ひとつの正当な判断基準であり、それを重視する方々の考えを否定するものではありません。

しかしながら、前述のとおり、私は「仕事とは人生の目的を現実化する場である」という考え方に共感し、その視点をもとに企業を選んでいました。

だからこそ、自分が納得して業務に取り組めるかどうか、また企業の掲げる理念と実際の業務内容との間に一貫性があるかどうかを、企業選びにおける重要な判断軸としていました。

GPTechに入社を決意した理由

1.「常識を変える」理念が示す企業姿勢

GPTechでは、「この国の、システム発注の常識を変える」という明確な経営理念を掲げています。

坂本代表へのインタビュー記事を読んで、創業の背景や今後の展望に触れる中で、私自身もこの変革の一端を担いたいと強く感じるようになりました。

企業としての存在意義が明確であり、選考を通じて出会った社員一人ひとりにその理念が浸透していた点も、強く心に残っています。

創業の背景や今後の展望に関する坂本代表へのインタビュー記事は、こちらからご覧いただけます。

2.経営理念を体現するビジネスモデル

GPTechは、開発会社と利害関係を持つことが多い従来のITコンサルティング企業とは異なり、開発側と一線を画し、発注者の立場でプロジェクトを支援するという独自のビジネスモデルを採用しています。

ユーザー企業と対等な立場で伴走し、中立的な立場から支援を行う姿勢は、まさに経営理念を体現しており、大きな魅力に感じました。

GPTechが採用しているビジネスモデルの詳細については、こちらからご覧いただけます。

3.選考を通じて実感した人と組織の魅力

選考過程においては、6名の社員の方々と直接お話しする機会をいただきました。
実務経験のない私が語った「地方と都心の情報格差をなくし、地元に還元したい」という目的に対しても、皆さんが真摯に耳を傾け、前向きに受け止めてくださったことが印象に残っています。

特に印象的だったのが、CHRO(最高人財責任者)の高村取締役との面接です。私の将来に対する想いや課題意識に対し、真正面から向き合ってくださり、「その目的であれば、こういった環境もある」と、エンタープライズユニットを紹介していただきました。

調べていく中で、エンタープライズユニットの取り組み は、民間の中堅・中小企業を中心に、メンバー自身の「やりたいこと」や「ありたい姿」を起点にしながら、自ら機会を創出・開拓していくスタイルで活動していることを知りました。

クライアントと常に伴走しつつ、「関与の最適化」を追求し、クライアント自身の自立を支援していく姿勢にも深く共感しました。私自身の「地域に根ざした支援」という志とも重なる部分があり、大きな可能性を感じました。

エンタープライズユニットのミッションやビジョンは以下の記事で紹介されています。

さらに、キャリアパスや将来挑戦したい領域についても、各社員の方々から具体的かつ現実的な助言をいただき、自身の方向性をこの会社であれば実現できるという確信を持つに至りました。

こうした対話を通じて得られた納得感が、最終的に入社を決意する大きな後押しとなりました。

おわりに

人生における価値観や優先順位は、環境や経験によって変化していくものだと感じています。目的とは「一生不変の真理」ではなく、その時々の自分を前向きに導いてくれる指針のひとつにすぎないと考えています。

この記事が、就職活動に向き合う誰かにとって、「こんな考え方や選択肢もあるんだ」と思えるきっかけになれば嬉しく思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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