「GPTechの強みを確立し、新たな価値をもたらす」ESG&IT戦略ユニットインタビュー記事
はじめに
今回は、現在(2025年1月)GPTechに存在する5つのユニットを紹介するブログの第4弾として、ESG&IT戦略ユニットリーダーの岡村へインタビューを実施しました。
GPTechのユニットについて気になる方は以下の記事をご参照ください。
※ESG&IT戦略ユニットでは、サステナビリティ領域とIT戦略領域の2つに事業を展開しています。本記事は、IT戦略領域の候補者へ向けた内容となっています。
コンサルタントもしくはセールス・プリセールスの経験があり、下記のような思いを持つ方の参考になれば幸いです。
- 「IT発注の常識を変えていきたい」
- 「自身の経験を活かせる場所で、新たな挑戦をしたい」
- 「世の中に数多ある製品の中から、中立的な立場でユーザー企業に最も合致した製品を選定・導入し、ユーザー企業の事業価値向上に貢献するシステム投資を実現したい」
インタビューでは、主に以下の内容について語られています。
①GPTechにおけるESG&IT戦略ユニットの役割
②強みの確立・価値創出のためにどのようなIT戦略事業に取り組んでいるのか
③ユニットの求める人材
なお、ユニットリーダーを務めている岡村も中途入社の社員です。岡村自身がGPTechにどのような経緯で入社したのかについては、以下の記事からお読みいただけます。
※この記事は、主に中途採用希望者向けに書かれていますが、新卒の方も入社後の働き方をイメージするための参考にしていただければと思います。
ESG&IT戦略ユニットが担う役割
ーーはじめに、ユニットの概要について伺います。ESG&IT戦略ユニットとは、GPTechにおいてどのような役割を担っているのでしょうか?また、ユニット組成の背景や経緯も教えてください。
(岡村)
ESG&IT戦略ユニット組成にあたって、代表の坂本が我々に期待した役割は3つです 。
① IT調達支援事例の中でも特にノウハウが蓄積されていたパッケージベースの業務システム調達に集中的に取組み、どこにも負けない強みとして確立する
②「特定テーマ×IT調達」という掛け算による具体的なサービス領域(強み領域)を順次生み出す
③ IT調達よりも上位レイヤのIT戦略、さらには経営戦略にレイヤを広げていき、戦略レイヤからIT調達に落とし込むようなサービスの流れを作り上げる
GPTechは創業以来、ユーザー企業のIT調達支援に特化したサービスを提供しており、密度の濃いIT調達支援実績を豊富に保有し、豊富な経験に基づいた確かなノウハウを蓄積しています。
そこで、従来の強みをより明確な強みとして確立すべく、注力する領域をパッケージシステムに絞込み、提示された役割が上記の①と②だと認識しています。
また、③に関しては、私の1つの強みである「サステナビリティを起点とした経営戦略レイヤへアプローチする知見」を活かすことが期待されていると考えています。
ーーありがとうございます。3つの役割が具体的にどのような事業につながっているのかについては、後ほどユニット活動内容の部分で深掘りさせていただきます。
ーー続いて、ESG&IT戦略ユニットが掲げているミッション・ビジョンを教えてください。
(岡村)
ESG&IT戦略ユニットが掲げているミッション・ビジョンは下記のとおりです。
ミッション:IT調達の在り方を変革する
ビジョン:IT調達の価値を拡げ、顧客企業の変革を促す探究的カタリスト
ーー上記のミッションを設定した背景を教えていただけますか?
(岡村)
ESG&IT戦略ユニットのミッションについては、GPTechの経営理念そのものであるといえます。
(経営理念:「この国の、システム発注の常識を変える。」)
日本では、ユーザー企業がコンサル・ベンダー企業に丸投げし、主体性が欠如した状態でIT調達が進められている姿が目立ちます。
GPTechでは、このような従来のIT調達の在り方を変革し、ユーザー企業が積極的に関与する姿を目指しています。
その中で、当ユニットとしては、GPTechの提供価値・提供サービスの量と質の拡大を目指しています。
我々の価値を提供できる範囲を拡げることに加え(量)、我々のサービス範囲も拡大していくことで(質)、IT業界の常識を変革する一端を担いたいと考えています。
ーー具体的にはどのような方法で「GPTechの強みを届ける範囲を拡げる・浸透させる」つもりでしょうか?
(岡村)
これは、ESG&IT戦略ユニット独自の活動というわけではありませんが、会社全体として、セミナーの開催やIT調達ナビによる情報発信やナレッジ化等をしています。
「GPTechの価値提供範囲を拡げる」ために、当ユニットのメンバーが主体となって、セミナーの企画や開催・登壇、ナレッジ化の取り組みなどを行っています 。
ーーありがとうございます。続いて、ビジョンについて伺います。ユニットのビジョン(IT調達の価値を拡げ、顧客企業の変革を促す探究的カタリスト)にはどのような想いが込められているのでしょうか?
(岡村)
ESG&IT戦略ユニットが目指していることは、IT調達を起点に、顧客企業の変革を誘発するカタリスト(触媒)になることです。
「企業変革の主体者はクライアント(ユーザー企業)である」ということに留意し、伴走パートナーとして企業の変革に係る支援を実施していきたいと考えています。
また、我々に期待されている役割②を達成するために、当ユニットのメンバーは提供価値の範囲拡大に向けた「探究者」として、顧客企業や社会への価値提供そのものや価値提供のあり方を模索し続ける必要があります。
このような考えから、先述のビジョンを掲げるに至りました。
従来の強みの確立・拡大と新たな強みを創出するプロセス
ーー続いて、ユニットの具体的な業務内容について伺っていきます。まずは、 ESG&IT戦略ユニットの業務内容の概要についてご説明いただけますか?
(岡村)
ESG&IT戦略ユニットでは、ユーザー企業のIT投資成功のための一気通貫した支援(IT戦略レイヤ~ITマネジメントレイヤ)をしています。
特に現時点でメインとする支援は、ITグランドデザインの策定やパッケージベースの業務システム調達支援です。
※ITグランドデザインに関して説明している記事は以下です。
今後は、役割③の実現に向け、IT戦略を策定するうえでの基となる経営戦略レイヤまで踏み込むことを目指しています。
そこで、当ユニットでは、サステナビリティ経営に関するコンサルティングサービスの提供を開始しました。
我々の狙いは、ユーザー企業を経営戦略レイヤから支援し、経営の視座をIT戦略に落とし込み、ITマネジメントレイヤーのサービスを提供していくことです。
ーーありがとうございます。ユニットの業務の全体像及びサステナビリティ領域に事業を展開している理由も理解できました。
ーー続いては具体的な業務内容の話に移ります。まず、現在のユニットの目標について教えていただけますか?
(岡村)
現在ユニットが目標としているのは、中堅企業におけるポストモダンERPの導入支援実績No.1になることです。
今後、中堅企業の持続的成長を支えるためには、変化に強いポストモダンERPの導入が求められています。
(※ポストモダンERPにご興味のある方は、以下よりIT調達ナビをご参照ください。)
しかし、中堅企業では、ポストモダンERPの導入を進めていくうえで必要となる、高度なITリテラシーや十分なリソースを有していないことが多いと考えています。
そこで、我々がその役割を担い、IT知見やリソースを提供することで、中堅企業の変革を支援することができると考えています。
ーーでは、「中堅企業におけるポストモダンERPの導入支援実績No.1」を達成するために、どのようなターゲットを設定したのでしょうか?
(岡村)
ターゲットとするのは、「データドリブン経営を進めたい製造業」です。
先述した役割②の「IT調達×特定テーマ」の式に製造業というテーマを当てはめ、中堅製造業におけるポストモダンERP導入を支援していきたいと考えています。
製造業は、コア業務とノンコア業務(設計・生産はコア業務、本社管理はノンコア業務)の区分が明確であるため、ポストモタンERPの考え方が符合しやすい業種と考えています。
また、日本には多くの製造業に属する中堅企業もあるため、日本の産業力強化への貢献度合いも大きいと考えています。
ESG&IT戦略ユニットが求める人材
ーー現在、ESG&IT戦略ユニットにおける人材面での課題、またどのような人材を求めているのかを教えてください。
(岡村)
現在、ESG&IT戦略ユニットでは、チーム拡大を推進できる人材を増やしていきたいと考えています。
システムソリューションの営業経験やコンサルタントファームでの営業経験を有しており、「世の中の様々な製品からクライアントの状況に応じたベストな製品群を導入し、クライアントの企業価値向上に貢献していきたい」という思いを持たれる方は、GPTechのビジョンや事業モデルに強く共感・納得でき、チーム拡大にも貢献頂けるとのではないかと考えています。
※上記と同様の理由で、GPTechに転職をした社員の体験記事は以下のリンクからご確認いただけます。
※IT戦略策定支援に携わる社員の具体的な働き方については以下の記事をご参照ください。
ーーありがとうございます。では、ユニットの一員として業務に携わることで、どのような強みを獲得することができると考えていますか?
(岡村)
ESG&IT戦略ユニットでは、ユーザー企業の中長期的なIT投資計画の策定や個別システムの導入など、企業のIT投資における一連のIT業務を経験することができます。
また、将来的には、ユーザー企業の経営戦略レイヤから関与していくことを目指しているため、経営戦略レイヤでの案件開拓も含め、経営の視座からDXを推進していく力も身につけることができるのではないかと考えています。
つまり、CIO人材になるうえでの重要な経験を積むことができると考えています。
ーー最後に、この記事を読んでいる求職者の方へのメッセージをお願いいたします。
(岡村)
前述した通り、ESG&IT戦略ユニットでは、チーム拡大を推進できる人材やチーム拡大のために尽力頂ける方を増やしていきたいと考えています。
GPTechは「日本のシステム発注の常識を変える」ことを経営理念に事業を行っていますし、私やESG&IT戦略ユニットのメンバーも、GPTechの理念実現や自分たちの仕事を通じて日本の産業を強くしていくことに貢献したいと考えています。
ユニットとしてはまだこれから成長していくことが求められます。
これまでの経験を基に、ユニットの成長に貢献し、自分自身も成長していきたいと考えている方には、最適な環境を提供できるのではないかと考えています。
GPTechやESG&IT戦略ユニットが目指したい姿に共感頂ける方や事業内容・サービス内容にご興味をお持ちになられた方は、是非、弊社のドアをノックしていただけたらと思います。
ーーインタビューは以上です。ありがとうございました。
まとめ
本記事で、ESG&IT戦略ユニットの事業内容や、GPTechにもたらす価値について、興味をもっていただければ嬉しいです。
複数のレイヤからIT業務に携わることで、多種多様な経験を積み、視野が広いコンサルティングをすることができます。
今回のインタビューが、ご自身のIT知見・営業経験を生かして「GPTechの理念をもとに日本の産業を強くしていきたい」と考える方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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