自己分析を通して見つけた「なりたい姿」と「GPTechへの道筋」
はじめに
はじめまして!株式会社グローバル・パートナーズ・テクノロジー(以下、GPTech)新卒9期生の春日井麻菜です。
私はアメリカ・ペンシルベニアに本校を置くテンプル大学の日本校で経済学を専攻してきました。
そんな私ですが、就職活動を始めたての頃、やりたいことや興味のある業界・職種などがなかなか見つからず、手探りの状態で就職活動を始めることとなりました。
この記事では、そんな私が就職活動の中で、「自分は何がしたいのか分からない」という状態から、自分の「なりたい姿」や価値観を見つけ、最終的にGPTechへの入社を決めるまでの過程を振り返ってお話しします。
就職活動を始めたものの、やりたいことがなかなか見つからず、周囲と比べて焦ってしまう方もいるのではないでしょうか。この記事が、そんな方にとって、自分自身を振り返りながら「自分は何を大切にしているのか」「どんな人になりたいのか」を考えるきっかけになれば嬉しいです。
やりたいことを決まっていない中始めた就職活動
大学生活を振り返ってみると、将来の目標を決め、そのために必要なことを逆算して行動してきたというより、その時々で「やりたい」と思ったことに取り組んできたように思います。
今思えば、大学選びもその一つでした。
高校時代、大学でより専門的に学び、研究してみたいと思ったのが経済学でした。一方で、英語を使って様々な人と交流することも続けたいと考えていたため、「英語で経済学を学べる環境」を探し、海外大学への進学を考えるようになりました。
「将来この仕事に就くためには、この大学に行くべきだ」といったように、将来の目標から逆算して大学を選んだわけではなく、その時の自分が興味を持ったことを選んだ結果が、進学したテンプル大学でした。
大学に入学してからも、様々な学内イベントに参加したり、以前から憧れていたカフェでアルバイトを始めたりと、その時に「やってみたい」「楽しそう」と思ったことに積極的に飛び込んでいきました。
今振り返ると、私はそれまで、目の前にある興味や「やってみたい」という気持ちに従って選択してきたのだと思います。
そんな私にとって、就職活動は少し特殊なものでした。これまでは「今」の興味をもとに選択してきたのに、就職活動では「将来」何をしたいのか、どうなりたいのかを考えなければならなかったからです。
実際、大学3年生の夏に就職活動を始めると、周囲には「将来こうなりたい」というゴールを持ち、そのための手段として業界や職種を選んでいる人がいました。
初めてしっかりと「自分は将来何がしたいのだろう」と考えるようになった私は、そんな人たちを見ていると、自分だけが遅れているのではないか、という焦りを感じるようになりました。
まずは自分の人生を振り返る
そんな中、ある企業の夏のインターン選考で、少し変わった面接を受けました。
「なぜこの業界を志望していますか?」といった面接で頻出の質問ではなく、「幼稚園の頃はどんな人でしたか?」という質問から始まり、「幼稚園の遊ぶ時間は何をしていましたか?」「小学校時代は誰と一緒にいましたか?」など、幼少期から高校までの自分について順番に聞かれていきました。
その中で、面接官の方から「これまで一貫して、似たようなことに興味を持ってきたのですね」と言われる場面がありました。
そこで初めて、自分のこれまでの経験を振り返ってみれば、自分が何に興味を持ちやすいのか、どんなことに熱中してきたのかが見えてくるのかもしれないと思いました。
そして、その興味や熱中してきたことの中に、「自分は何を大切にしているのか」「将来どんな人になりたいのか」「どんな環境で成長できるのか」を考えるヒントがあるのではないかと考えるようになりました。
「やりたいことが分からない」という悩みだったからこそ、これまでは未来のことばかりを考えていました。
しかし、答えを未来に求めるのではなく、まずは過去の自分を振り返ってみよう。
そう考え、自分自身でも幼少期まで遡って人生を振り返ってみることにしました。
振り返る際には、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学それぞれのフェーズで、特に熱中したことや挑戦したこと、印象に残っている出来事を書き出しました。
そのうえで、「自分は何に興味を持ち、何を大切にしてきたのか」と、「自分はどんな環境で成長できるのか」という2つの観点から、過去の経験を振り返りました。
まず、自分の興味・関心については、「なぜその活動をやってみたいと思ったのか」、「なぜそれが印象に残っているのか」と自分に問いかけ、その中にある興味や価値観の共通点を探しました。
また、自分が成長できる環境を知るためには、「なぜそれほど頑張れたのか」「どんな環境だったから頑張れたのか」と問いかけ、これまでの経験の中で、自分が力を発揮しやすかった環境や、成長につながった要素を探しました。

人生を振り返ってみて分かったこと:自分の中に眠っていた、なりたい姿
この手法でこれまでの人生を振り返ってみると、これまで何気なくしていたことの中にも、自分の興味や価値観がわかるエピソードがたくさんあることに気づきました。
その一つが、地元の産業との関わりです。
幼少期から大学時代までのそれぞれのフェーズで共通していたことの一つは、織物産業への感謝と繁栄を願って開催される七夕祭りを楽しみにしていたことでした。
大学進学を機に上京してからも、祭りの時期に合わせて帰省するほど、地元に帰ることを楽しみにしていました。
また、大学時代の印象的な出来事の一つが、地元の産業の新しい「売り方」に東京で出会ったことです。
東京で暮らす中で、地元の織物産業を、これまでとは違った形で商品として届けている企業の存在を知りました。地元では身近な存在だった織物産業が、場所や見せ方を変えることで、新しい価値として人に届けられていることが印象に残りました。
こうして過去の出来事を一つひとつ振り返ってみると、私は昔から、地元の産業や、そこにあるものがこれからも続いていくことに自然と関心を持っていたのだと気が付きました。
そして、「自分が好きだった地元や、そこで受け継がれてきた産業を、今度は自分が盛り上げる側になれたらいいな」と考えるようになりました。そこから、「地方創生や地元の産業を盛り上げられる人材になりたい」という、自分の中にあった「なりたい姿」が少しずつ見えてきました。
自分のなりたい姿から、企業選びにつなげる
自分の「なりたい姿」が見えてきたことで、企業選びについても、少しずつ考え方が変わっていきました。
私が目指したいのは、地方の企業や産業が抱える課題を解決し、これからも成長していけるような力を身につけ、地域を盛り上げられる人材になることです。そのためには、特定の地域や産業だけを見るのではなく、様々な企業の課題を捉え、解決していく力を身につけたいと考えるようになりました。
そこで興味を持ったのが、ITコンサルティングという仕事です。
就職活動を通してIT業界について知る中で、ITにはシステムを作るだけではなく、企業の課題を整理し、「どのようにITを活用していくのか」を考える仕事があることを知りました。新しいIT技術が次々と生まれる中で、企業とITをつなぐ役割に携わることで、様々な企業の変化を支えられることに魅力を感じました。
また、人生を振り返る中で、私は周囲から刺激を受けながら、自分で考えて行動できる環境で成長してきたことにも気が付いていました。
例えば、大学の経済学の授業では、英語で学ぶことに最初から余裕があったわけではありません。しかし、ディスカッションやグループワークを通して、自分の意見を伝え、クラスメイトや教授から様々な意見をもらいながら考えを深めていくことに楽しさを感じていました。
そんな中で出会ったのがGPTechです。
ITコンサルティングを行う企業を見ていく中で、私が特に惹かれたのが、GPTechの「この国のシステム発注の常識を変える」という理念でした。
IT業界について知る中で、日本では企業側のIT人材や知識が不足し、ITを活用して課題を解決することが難しい場合もあると感じていました。GPTechが、私自身も課題だと感じていたこの課題に正面から向き合い、解決を目指している点に魅力を感じました。
また、GPTechが大切にしている「本質考動」という考え方にも惹かれました。目の前の現象だけにとらわれず、「なぜそうなっているのか」とその背後にある原因や構造を捉え、本質的な解決につながる行動を考える姿勢です。
その考え方を実践できる環境だと感じたきっかけの一つが、代表の坂本さんとの面接でした。
就職活動も終盤に差し掛かり、何度も面接で話すうちに、自分の中で定型文のようになっていた「将来どうなりたいか」という質問への回答に対しても、坂本さんからはそれまで自分にはなかった視点から問いかけていただきました。
自分の考えをそのまま伝えて終わるのではなく、「なぜ自分はそう考えているのか」と改めて問い直すことで、自分の中にあった考えをさらに深めることができました。
また、面接の中で、入社後も「いかに考え続けられるか」が成長の鍵になるという話を伺いました。こうした経験から、GPTechには、周囲から新しい視点を得ながら、自分自身で考え続けることが求められる環境があると感じました。
これは、大学の授業などを通して、周囲から刺激を受けながら自分で考え、意見を深めることで成長してきた私自身の経験とも重なっていました。
周囲から刺激を受けながら、自分自身で考え、さらに考えを深めていく。そんな環境で様々な企業の課題に向き合う経験を積むことが、将来、地方や地域の産業を盛り上げていくための力にもつながると考え、GPTechへの入社を決めました。

まとめ:やりたいことは、就職活動をしながら見つけられる
このように、私はこれまでの人生を振り返ることで、何気なく選んできたことの中に、自分の価値観や興味、そして「どんな人になりたいのか」を考えるヒントがあることに気づきました。
これまでの私は、大学選びをはじめ、その時々の「やってみたい」「楽しそう」という興味に基づいて選択・行動してきました。
しかし、就職活動では、これまでの自分を振り返ることで、「地方創生や地元の産業を盛り上げられる人材になりたい」という将来の姿と、「周囲から刺激を受けながら、自分で考えて成長したい」という自分らしい働き方の軸を見つけることができました。
この経験から、これから就職活動に取り組む方にお伝えしたいのは、就職活動を始める時点で、「やりたいこと」や「行きたい業界」が決まっていなくても、焦る必要はないということです。
高校時代や大学の初期からやりたいことが決まっている人もいるので、周囲と比べて遅れているように感じてしまう瞬間もあるかもしれません。
しかし、やりたいことは、就職活動を始める前に決めておくものではなく、就職活動をしながら見つけていくこともできます。
もし今「やりたいことが分からない」と悩んでいる方がいたら、周りと比べるのではなく、ぜひ一度、これまでの自分に目を向けてみてください。 そこに、これからの自分を考えるためのヒントがあるかもしれません。
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