入社してみてどう感じた?志望動機から見た業務内容の実際

入社してみてどう感じた?志望動機から見た業務内容の実際

こんにちは。GPTech新卒3期生の杉本です。

GPTechでは2か月の新人研修期間があり、記事執筆時点で研修スタートから1か月半が経過しました。研修を通して業務理解も進んでいますが、その中で「GPTechの業務は就職活動当時に考えていた志望動機とリンクしている」と感じることが多々ありました。

そこで、同期2人(関、神村)の感触も図るべく、それぞれの志望動機と業務内容がどの程度リンクしているのかについてのインタビューを行いました。

特に就活中の方に向けて、今後のキャリアにおいて得たい経験や求めている環境がGPTechにあるかどうか、まだよく見極めができていない方がいれば、本記事で紹介するGPTechの業務内容と3期生の志望動機の関連性から何か気づきを得てもらえれば幸いです。

3期生3名の志望動機

インタビューの前に、まず新入社員3名の志望動機を紹介します。

それぞれの志望動機を大まかにピックアップすると以下の通りです。(詳しくは社員紹介記事をご覧ください)

関の志望動機

  • 裁量権をもって仕事に取り組むことができること
  • 経営とITに精通した人材を目指すことができること
  • 経営者に近い位置で仕事ができること

杉本の志望動機

  • 経営理念への共感
  • 自分のやりたいこと(コンサルティング)とできること(IT知識の活用)が重なること
  • プログラミングを行わなずシステム開発の上流工程に特化した経験が詰めること

神村の志望動機

  • 経営理念への共感
  • 一つの業界に絞らず、社会構造の視点から課題を捉えることができること

業務内容のどのような点が志望動機と関連しているか

それぞれの志望動機を確認したところで、インタビューに入りました。

3期生インタビュー
インタビューの様子(左上:神村、右上:杉本、下:関)

若手は裁量権を持てるのか?

杉本:関くんは「裁量権があること」を志望動機の一つに挙げていましたが、実際の業務で裁量権を持てそうな感触はありますか?

:全てではありませんが「若手から裁量権を発揮できる」感触はあります。
コンサル企業に属するコンサルタントは「クライアント企業へコンサルティングサービスを行うプロジェクト」にのみ従事することが一般的だと思います。

しかし、GPTechのコンサルタントは「クライアント企業へコンサルティングサービスを行うプロジェクト」だけでなく、「GPTech内での課題を解決する業務改善活動」にも従事します。この業務改善活動を行うチームをタスクフォースといいます。

杉本:タスクフォースには新人研修を運営し年々研修コンテンツをブラッシュアップする「新人研修タスクフォース」や、この採用ブログの企画・運営を行う「PR・マーケティングタスクフォース」などがあります。

状況にもよりますが、常時10前後のタスクフォースが組まれており、1つのタスクフォースは約2~4名で構成されます。GPTechの社員数が20名前後(記事執筆時点)なので、その比率を考えてもタスクフォース内で裁量権を発揮できる可能性は十分にありそうです。

:新卒3年目や2年目の若手社員がタスクフォースの推進リーダーを務めていることも少なくありません。実際、「新人研修タスクフォース」は新卒3年目の堀井さんが推進リーダーを務めています。

:一方、クライアントへコンサルティングを行うプロジェクトでは、能力不足という面からも、若手の内に裁量権を持つのは難しそうです。もちろん主体的に動くことは重要ですが、決定権のあるポジションに立つには経験を積む必要があると感じています

杉本:GPTechでは、職位とその期待役割が設定されています。新卒入社した社員は「アソシエイト」という最も下位の職位からスタートします。
アソシエイトの期待役割は「上位者からの具体化された作業指示通りに、作業を完遂する」と定義されています。裁量権を発揮できるような能力を身に着けるためにも、まずアソシエイトである間は、求められている自身の役割を明確に捉えて成長し続けることが重要だと考えます。

実業務における経営理念の存在感とは?

杉本:神村さんは経営理念に共感したことが最も大きな志望動機だったそうですね。ほかの多くの社員の方々も理念に共感したと話しています。
まず、GPTechの経営理念について説明してもらえますか?

神村:GPTechは「この国の、システム発注の常識を変える」という経営理念を掲げています。現在の日本企業の多くは、発注者であるユーザ企業が、システム開発会社にシステム開発を任せきりにしてしまうことが少なくありません。ユーザ企業が主体的でないシステム発注は要求が曖昧になってしまうことが多く、システム開発プロジェクトが失敗する原因となってしまいます

「開発側に依存したシステム発注」という常識を変えること、つまり、「発注者側の主体性を向上させる」ために、GPTechでは「最適化技術を磨く」ことを重視しています。どのような関与の仕方であれば、発注者であるユーザ企業(=GPTechのクライアント企業)が力をつけて主体性を発揮することができるのか、その最適な関与度合いを常に意識します。

GPTechの経営理念と磨く力

杉本:実際の業務で経営理念の存在感は感じますか?

神村:かなりあると思っており、実際にGPTechが提供するコンサルティング内容の多くで、クライアントであるユーザ企業の主体性強化を目的の一つとした支援内容が組まれています。

例えばパッケージ製品のシステム発注を行う際、複数ある候補を評価して選定を行います。ユーザ企業の要求している機能が各候補のパッケージ製品でどのくらい満たせるかという観点で評価しますが、この工程は私たちコンサルタントではなく、ユーザ企業が主体的に行うことを重要視しています。
※パッケージ製品:市販のソフトウェア。

もちろんGPTechはユーザ企業の業務理解を進めた上でプロジェクトに参加しているため、弊社のコンサルタントだけでも最も適したパッケージ製品の選定をすることは可能です。しかし、実際にシステムを導入し運用するのはユーザ企業です。

ユーザ企業が満足な意思決定をし、導入後もベンダ任せにせず自立した運用を行うために私たちは十分な情報収集や提案、助言をもって支援します。

業務モデル
GPTechのビジネスモデルとユーザ企業への関与イメージ

杉本:なお、絞り込みをした結果、最有力候補として挙がったパッケージ製品では、ユーザ企業が要求する機能を満たせないことがあります。その場合、その機能を単なるスクラッチ開発で何とかしようとするのではなく、システムに合わせて業務を改善することはできないか」という観点で検討することをユーザ企業に提言することもあります。

:研修を受ける前は「業務をシステムに合わせる」という発想はありませんでしたが、システム発注を成功させる上でもとても合理的な考え方だと思います。

GPTechの業務で経営の知識を得ることができるのか?

杉本:私と関さんは共通して経営の知識が得られること」を志望動機として挙げていましたが、業務を通して直接的に経営の知識を得ることは難しいと感じています。

とはいえ、経営層の視座が必要とされる業務もあります。例えばGPTechではシステム開発・刷新プロジェクトの企画段階から携わるケースがありますが、ユーザ企業の経営層は、自社として実現したいビジョンや解決したい課題を抱えた上でシステム導入を検討しています。その場合、我々は具体的にどのようなシステムを導入すれば目的を達成できるのかという道筋を描くところに対して支援をします。

:その際、経営層へ「会社としてどのような姿を目指したいのか?」「システムを導入する目的や得たい効果は何か?」といった観点でヒアリングを行い、経営層の考えていることを理解する必要があります。
そして、どのような機能を持つシステムを導入すれば経営層の要求を満たすことができるのか、という観点で提案する必要がありますが、そのためには、経営層の視座を持った発想や提言が必要となります。

ヒアリング

杉本:まだ入社して2ヵ月ほどですが、GPTechでは経営層と関わる機会も多さを実感しています。先述したタスクフォースのメンバーに経営層が入ることも少なくありません。そこで、自社の経営層のメンバーとディスカッションを重ねることも自分を成長させることに繋がると感じています。

まとめ

インタビューを通して、3期生の3名全員が入社前に抱いていた志望動機と入社後に知った業務内容に齟齬はなかったという感想を持っていることが分かりました。

私たちと同じような考えや志望動機を持っている方は、この記事を通じてその志望動機が業務内容にどう直結するかのイメージがよりリアルに見えてきたのではないでしょうか。

また本文中にも記載しましたが、「経営理念」が形だけのものではなくクライアントに提供する価値にしっかりと落とし込まれているという印象を受けました。この前提があって具体的な業務や働き方が設計されているため、弊社の経営理念に共感いただけた方は私たちと同じように気持ちよく働くことができると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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