ITコンサル会社を志望していなかった私が、40代の転職でGPTechを選んだ理由
初めまして。2021年10月にアソシエイトマネージャーとしてGPTechに中途入社したKです。
実は私、ITコンサルタントの経験もなければ、エンジニア出身でもありません。
もともとシステム開発とはまったく無縁の営業畑の人間でしたが、必要に迫られてシステム開発の発注に長年携わってきた、という少々変わったバックグラウンドを持っています。
そんな私が40代で未経験にもかかわらず、どんな経緯でコンサルタントになろうと考え、決断したかについて紹介します。
特に「コンサル会社への転職を考えているが、決断できない」といった悩みをお持ちの方に、ぜひ読んでいただきたいと思います。
転職を考えた理由
転職を考えはじめたきっかけは、危機感でした。
前職では人材会社の情報システム部の責任者として、システム企画・開発からインフラ整備まで幅広い領域を担当していたものの、私を含めてITエンジニア出身者が一人もいない環境でした。
自学自習はしていても、独学での成長スピードには限界があります。このままではその会社でしか通用しない人材になってしまう…という強い危機感を感じていたため、次第に転職を考えるようになりました。
とはいえ、40代の転職は軽くはありません。家族のことを考えて、そのまま定年まで勤め続けることも選択肢の一つではありました。
そんな葛藤を続けるなか、一度きりの人生において「新しいことに挑戦せずに、終わってしまっていいのか」と自身に何度も問いかけた末に、このままでは必ず後悔するだろうと考え、最初の一歩を踏み出すことにしました。
また「やりたいと思うことをやったほうがいい」と妻が後押ししてくれたのも、大きかったです。
転職活動の内容
GPTechとの出会いは、転職エージェントからの紹介です。
担当のキャリアコンサルタントから
「GPTechは発注支援に特化しているので、一般的なコンサル会社とは明確に違います。ぜひ一度カジュアル面談をしてみませんか」
とお誘いいただいたのがきっかけでした。
実は、転職活動を開始した段階では、ITコンサル会社に転職するとは想像すらしていなかったのですが、私が考えていた自分自身のバリューである「経営や業務部門と、ITエンジニアをつなぐハブ」と、GPTechの目指すところに親和性を感じたことから、不思議な縁を感じました。
ちなみに、皆様は「コンサルタント」にどんなイメージをお持ちでしょうか?
私がGPTechへの転職を考えた際に、周囲から聞いたコンサル会社の評判は主に以下のようなものでした。
・ストレスフルで、長く続ける仕事ではない
・毎日深夜まで仕事をして、土日も休めない
・激務なので40代以降は体力的に厳しい
いずれも相当な激務であることを前提としたコメントであり、各社やそれぞれのプロジェクトの状況によってもまちまちであることを考えると、額面通り受け取るのもためらう内容です。しかし、当時は実情が分からなかったことと転職活動中であったこともあり、気がかりに感じていました。
そこであらためて担当のキャリアコンサルタントにGPTechについて聞いてみたところ、「コンサル会社の中でも離職率は低く、働きやすい環境だと思いますよ」とのこと。
実際に自分でも面接時に質問してみましたが、私が事前に聞いた業界の評判とは異なり
・土日祝はしっかり休んでいる
・40代以上の中途転職者が複数名在籍している
・新卒採用を開始してからの3年間で、新卒社員が1名も退職していない
ということを確認できたことで、内心とてもホッとしたのを覚えています。
※なおGPTechでは、コンサルタントに必要なマインドやスキルセットが備わっている方を未経験者も含め採用ターゲットとしていますが、マネージャー以上の職位については、基本的にコンサルティングの実務経験を持っていることを推奨しています。
転職先を考える上での判断軸
転職を考えるうえで、以下の3点を判断軸として設定しました。
- 企業理念が明確に伝わってくること
- 事業内容に将来性を感じること
- 社内で刺激を受けながら、成長し続けられること
なかでも、企業理念が明確になっていることは、特に重視したポイントです。
自分の仕事に誇りを持って働くうえで、企業理念と自らの考えがマッチしていることが、とても大切だと考えていたからです。
GPTechに感じた魅力
私が感じたGPTechの魅力は「発注支援に特化している」こと、です。
システム開発会社と契約を結ばないITコンサルティング会社は、聞いたことがありません。売上を最優先に考えれば、そうした制約はないほうがいいはず。
にもかかわらず、あえて制約を課すことで、クライアント企業の価値最大化にフォーカスするという考え方に、強く共感しました。
私自身の経験から、IT投資やシステム開発の失敗原因の多くは発注側に起因すると考えています。また、発注側が原因の失敗にも関わらず、一方的に開発側が責任を負わされるケースも多く見てきました。
システム開発は発注側と開発側の共同作業であるべきなのに、開発側に任せきりにしたうえに、失敗の責任だけ押し付けるのは健全とは言えません。
そうした日本中で発生しているシステム開発の問題に、真正面から向き合えるのはGPTechならではの魅力だと感じています。
入社の決め手(入社動機)
GPTechへの入社の決め手は、面接で代表の坂本と話をした際に、Webサイトで掲げている企業理念が単なる宣伝文句ではなく、強い信念からのものだと感じられたことです。
発言の一つ一つに誠実な人柄を感じたのをいまでも覚えています。
「何をするか」と同じくらい、「誰と働くか」は重要です。
その意味で、人として魅力的だと感じたことが、大きな決め手になりました。
入社を決めるにあたり最後まで迷ったこと
最後まで悩んだのが事業会社との比較です。
特に、ある事業会社からは、私のために新たなDX推進部署を新設するので、責任者として変革を推進してほしいというお誘いをいただいていました。
経験してきたことをそのまま活かせる点で非常に魅力的だっため、決断するのは非常に難しかったです。
これまでにないくらい悩んだ末に出した結論は、どちらが自分にとってより挑戦的であるか(=成長できるか)という尺度で決めよう、ということでした。
「より挑戦的で、ワクワクできる高い山に登ろう」そう考えたときに、自然と導き出された答えが、GPTechに入社するという決断でした。
入社して挑戦したいことや手がけたいこと
私がGPTechに入社して挑戦したいことや手がけたいことは、個人軸と組織軸でそれぞれ異なります。
個人としては、まずは周囲のノウハウを吸収し、個人指名で仕事をいただけるようになることが第一の目標です。
仕事でご一緒したクライアントから、次も指名していただける。
そうした信頼のネットワークを広げていき、多くのシステム開発を成功させたいと考えています。慢心せず、個の能力を磨きつづけていくことこそが、コンサルタントとしての挑戦なのかもしれません。
組織としては、各自が持っているノウハウを、会社全体で活用しやすくするための仕組みづくりに、携わっていきたいです。GPTechには若いメンバーも多く、いままさに会社が成長していくフェーズにあります。
人数が増えていく時期の組織において、ナレッジ共有は非常に大切です。これまでの経験を生かせる分野でもあるので、特に若手の成長をサポートしていきたいと考えています。
私の入社動機に関する記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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