GPTechでの働き方ー新人ITコンサルタントの振り返り

GPTechでの働き方ー新人ITコンサルタントの振り返り

経営理念に「この国の、システム発注の常識を変える」を掲げて、IT業界の変革に挑むGPTech。以前は中途採用のみ行っていましたが、2019年度からは新卒採用を新たに始め、現在、緩やかに組織拡大を進めています。

今回、2019年4月に入社した新卒一期生の3名が、入社以来の自身の成長度合いや働き方について降り返るために座談会を実施しました。成長途上のITコンサル企業の新卒一期生として得た経験や気づき、働き方についてお伝えします。

メンバー紹介

左から、古舘、堀井、坪井

※3人の自己紹介&GPTechに入社を決めた理由はこちらです。

1年半で学んだこと知ったこと

1年半での成長度合い

――入社から1年半が経ちましたが、どのような点が特に成長したと思いますか?

堀井:
一年目から様々な経験ができたためかなり成長できたと感じています。特に、お客様と直接相対する業務ヒアリング等を、早い時期から一人で任せてもらえたのは非常に良い経験となりました。

「一人で仕事をこなす」ことは誰かのせいにすることが出来ない分、自然と責任感が芽生えます。失敗できないという思いで徹底して下準備をしたことが、大きく成長できた要因だと考えています。当然、下準備の際は先輩方から色んなアドバイスをいただきましたが、どれも気づきに繋がっておりありがたく感じています。

古舘:
私は、相手の目線に立って考え行動する意識がとりわけ身についたと感じています。例えば、自分が作成した資料に対して先輩社員からレビューをもらった際、様々な観点から指摘をいただくことがあり、資料作成時にどのような点に注意を払うべきかという視点を養うことができました。

坪井

坪井:
古舘さんと似ていますが、私も多角的にものごと見れるようになったと感じています。 資料作成のケースでは、自分が作成した資料の中で詰め切れていないポイントに気づけるようになり、レビュー依頼時に懸念点として相談できるようになりました。結果的に、レビュー者の負担を減らすことにも繋がっていると思っています。

また、2020年度の新卒研修では、19卒が新卒研修タスクフォースのメンバーとして研修運営に関われたことも成長につながったと感じています。新卒研修で行う個々の研修について、目的を決める段階から19卒と代表の坂本で検討を重ね、2019年度よりもブラッシュアップした研修を作ることができました。

堀井:
坪井さんの言う通り、早い時期から教育に携われることはGPTechならではの良さだと感じます。私も一部の研修を担当しましたが、「教える」ということは、どんな質問にも答えられるようにまず自分が理解しておかなければならない状態に追い込むことでもあります。そのため、自分自身の理解の向上にも役立ったと感じています。

※新卒一期生の3人が関わった2020年度新卒研修の感想レポートはこちらです。(作成:新卒二期生)

古舘:
坪井さんの言う通り、2020年度の新卒研修では研修目的という上流工程からの検討や研修そのものの改善提案を行うなど、19卒である程度プロジェクトを主体的に回すことが出来ました。 これらは実際のプロジェクトにも活きる経験だと考えています。

入社前の目標と今

――入社前にどのような目標を持っていましたか?
  また、入社後、その目標に近づけるような仕事はできたのでしょうか?

堀井
就活をしていた頃、IT業界について調べた際に、情報システムを開発し導入するプロジェクトの成功率があまり高くないということを発見しました。(日経コンピュータの2018年の調査では52.8%) また、失敗の原因として一番多いのは、システムを発注する側であるユーザ企業の要件定義が不十分であることも知りました。

そして、GPTechの企業説明会で話を聞き、ユーザ側の発注の質を高めていくことがシステム開発の成功率をあげることにつながるのでは、という思いが強くなりました。

堀井

ですので、入社前に私が持っていた目標は「ユーザ企業の発注の質を高めることをお手伝いできるような力をつけること」です。

実際、入社してその目標に近づける仕事をすることができました。具体的には新卒研修受講後、早い内からお客様の業務をヒアリングをした上で業務フローを作成し業務を可視化する経験や、お客様がシステムに求めている要求を整理して、ベンダとも打合せしながら要件を固めていくといった経験をすることができました。

これらの経験は、私が入社前に持っていた目標に向けて確実に力になっていると感じています。

坪井:
私も堀井さんと同様に、システム開発の成功率を向上させるためにユーザ企業の発注の質を高めることを目標の一つとしています。

入社前は、お客様の現行業務に合わせたシステムの構築を目指すことが必要だと考えていました。しかし、入社後に様々な経験を積んだことで、お客様の要望を整理した上で描いた効率性の高い業務に合わせてシステムを構築することが重要だということに気づくことができました。

ITはあくまで手段であり、お客様が必要としていることを手段にとらわれず実現する視点が大切であるということを学び、より目標が明確になりました。

古舘:
私は北海道出身です。入社以前からGPTechで経験を積んだ後にいつかは北海道へ帰って、地元の経済をより良くしていきたいという思いがあります。

GPTechに入社後は、実務でお客様に助言をするだけではなく、二人三脚でプロジェクトを進めていく経験をさせていただきました。お客様に寄り添って一つのプロジェクトを達成するという経験やスキルは、地元をより良くしたい時にも必要な力であると考えており、少しづつ目標に近づいていると感じています。

GPTechではどのような人が成長できるか

――GPTechで成長できる人はどのような人だと思いますか?

古舘:
一番必要なのは、仕事を貪欲に取っていく姿勢であると考えています。GPTechには年次で振る仕事を判断する慣習はありません。そのため、手を挙げたことで裁量権のある仕事を任せてもらえることもあります。

ちなみに私は仕事を頼まれやすくする工夫として、どんなに忙しい時でも忙しくないように振舞っています(笑)

古舘

堀井:
GPTechはまだまだ組織として若いため、この仕事は何年目の人に振るというようなことが明確に決まっているわけではありません。だからこそ、古舘さんが言ったように、自分からどんどん仕事を取りに行く姿勢は大切であると思います。

坪井:
私も二人の意見に同感です。自分の仕事にコミットメントした上で、周りの状況にも目を向けることができる人が成長できると思います。逆に言えば、目の前の業務だけこなしてるだけでは大きな成長はできないと感じています。

「社長との距離が近い」ことの利点とは

――続いては、GPTechの働く環境について伺いたいと思います。GPTechの良さの一つに 「社長との距離の近さ」があります。具体的にどのような利点があるのでしょうか?

堀井:
現役のコンサルタントとして活躍している代表の坂本と同じプロジェクトで直に指示を仰ぎながら働けることは大きいと思っています。自分の意見を坂本にぶつけ、意見に対してフィードバックをもらうことで気づきを得る機会に恵まれていることは魅力的です。

坪井:
企業規模が大きい会社では、代表から直接指示を貰うことはかなり珍しいことではないでしょうか。現実的には、役職が自分より二つ三つ上の人間が限界だと思います。

その点、GPTechでは、自らが共感して入社のきっかけにもなった経営理念を考えた代表の近くで働けることは考え方を知れるという点でも大きなメリットであると感じています。

現在はコロナ禍で出社の機会は少なくなっていますが、私の定席は坂本と席が隣であることから、物理的にも距離が近いです(笑)
そのため、自分が関わっていない業務の話や経営に関わる話など、普段あまり聞くことがない話も耳に入るため貴重な機会だと思っています。

社員間コミュニケーション

――社内のコミュニケーションはどのような感じでしょうか?

堀井:
既存社員は話しやすい社員が多く、全体的に上手くコミュニケーションできていると思っています。GPTechでは2019年に新卒一期生として初めて新卒社員を受け入れましたが、既存社員の方から積極的にコミュニケーションをとってくれたことで、分からないことを聞きやすい関係性を築くことが出来たと思います。

とはいえ、新人側から積極的に質問していく姿勢はとても大切です。また、全社的にもそうですが 自分達19卒と20卒の関もフラットな関係性を築けていると思っています。

坪井:
GPTechではフリーアドレス制を導入しており、座る席が自由なため、周囲の人が固定化せず、新卒社員、既存社員関係なく会話がしやすい環境になっていると思います。

また、GPTechではコロナ禍への対応が非常に早く、2020年2月には全社的にフルリモートワーク(在宅勤務)に切り替わりました。慣習にとらわれることなく、状況に応じて効率的な形態を選択、実現できるフットワークの軽さは強みであると感じています。

古舘:
2020年10月現在はフルリモートワーク実施中のため、同じプロジェクトであっても顔を合わせる機会は限られています。とはいえ、随時、ビジネスチャットツールやWeb会議ツールオンラインでコミュニケーションをとれているため、コロナ以前、以後に関わらずコミュニケーションに特段の不足や不満は感じていません。

同期の存在とは

――皆さんにとって同期はどのような存在ですか?

堀井:
それまで新卒採用を行っていなかったGPTechに飛び込んできた新卒一期生であることに、ある種の繋がりを感じています。3人とも前例がないところに飛び込んできた共通点があるので、各々が自分の中に芯を持っていますね。

古舘:
自分たちは“にらみ合うライバル関係”というよりも、各々の良いところを吸収して切磋琢磨し、 3人で成長していこうという意識が強いと感じています。

坪井:
2019年4月の新卒研修の時から3人で協力する機会が多かったため、自然と協力関係になれたと思っています。堀井さんも言っていますが、GPTechに入社した初めての新卒社員という立場であるため、仲間意識はより強いと感じています。

大企業に就職した同窓との違い

――大学の同窓の友人とやり取りする中で、大企業との違いを感じられる点はありますか?

堀井:
個人的な主観ですが、大企業に就職した友人の多くは裁量の大きい仕事を任されていない印象です。もちろんGPTechでも先輩に同行して勉強させてもらう機会はありましたが、自分から手をあげれば任せてもらえる環境や風土の違いがあるのではないかと思います。

古舘:
業務の幅が違うと感じています。大企業にいった友人の多くは限られた範囲で業務を行っている印象がありますが、GPTechではPR・広報や新人教育、採用などコンサルタント以外の業務にも携われる機会があります。

坪井:
GPTechでは多くの案件において、一プロジェクトあたり2、3人のメンバーで構成されるため、比較的、裁量権や発言権を大きく持てることも大企業との違いだと思っています。

GPTechのこれから

――最後に、GPTechの今後について思うことを教えてください。

堀井
私は、GPTechの理念に非常に共感して入社しました。ですので、理念に共感してくれる方に入っていただいて、一緒に弊社の理念を発信していきたいと考えています。そのためにも自分のコンサルタントとしての力も磨きながら、社内教育にも積極的に関わっていきたいと思っています。

GPTechでは、社内で抱えるナレッジコンテンツの提供プラットフォームの構築などの新規事業も計画しています。それらを通してIT業界への影響力を大きくし良い変革に貢献したいと考えています。

古舘
私も堀井と同様に、GPTechのビジョンをIT業界へ浸透させることを目指しています。現在、一メンバーとして進めているCIOシェアリング協議会も一つの手段と考えており、共通の場を持つことにより同じビジョンを持つ他社の人材もどんどん巻き込み、ビジョンを広げていきたいと思います

――本日はありがとうございました。

採用に関するご質問やご相談

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