海外大卒の私が、なぜ日本のITコンサル企業であるGPTechを選んだのか

海外大卒の私が、なぜ日本のITコンサル企業であるGPTechを選んだのか

初めまして、株式会社グローバル・パートナーズ・テクノロジー(以下、GPTech)の新卒4期生の柳元です。

この記事では、高校から大学院までを中国で過ごし、北京大学では日中通訳翻訳専門修士課程で日中通訳を専攻している私が、
なぜ日本のITコンサルティング企業であるGPTechで「ITコンサルタント」を目指すことにしたのか、その背景と理由についてお話したいと思います。


自己紹介

私は日本人の父と中国人の母のもとで生まれました。
生まれから中学校卒業までは日本で暮らしましたが、高校から単身で中国へ留学しました。

なぜこのタイミングで留学したかというと中学3年生の時に母が他界したからです。中国語を学ばずに日本でずっと暮らすのは勿体ないと思い、中学校卒業時に留学を決意しました。

高校時代は大連という地域で過ごし、現地校では外国人が私1人という環境でした。そのような環境で毎日15時間の猛勉強を経て、現役で北京大学に合格することが出来ました。

学部時代は中国語言文学部で主に言語学と文学を学び、修士課程では高校時代から憧れていた同時通訳を学びたいと思い今の専攻を選びました。

日本で就職活動をしたきっかけ

私が就職活動を始めたのは、修士2年生の2021年2月です。

本来この時期はまだ中国で勉強しているはずでしたが、コロナの影響で中国に戻ることができず日本でオンライン授業を1年以上受けていました。同時通訳の専門的な訓練を受けたいと考え専攻を選んだのにそれをほぼ体験せずに卒業するのは如何なものかと思い、半年間の休学を選択し卒業を2022年の1月に伸ばしました。
ただし残念ながら、復学後に中国へ戻る夢は叶いませんでした。

休学期間に入り将来の事を考えたとき、中国での就職活動は難しいと考え日本での就職活動を始めることにしました。

手探りだった就職活動

海外大学の日本人学生の多くは、世界各国で開かれるキャリアフォーラムで就職活動をすることが多いのですが、昨年はコロナ禍の影響で中止や全面オンラインでの開催になり、時間が合わなかったため私は参加しませんでした。

日本で就職活動をした大学院の先輩はほぼおらず、同期に日本人もいなかったため、手探り状態で就職活動をしていました。

3月から3か月ほど様々な企業を受けましたが、なかなか上手くいかず、選考の終盤でお祈りされたりすることが度々ありました。
今思えば、自己分析や逆質問の準備が全然できていなかったと思います。

そんな不安を感じていた時に就活エージェントと出会い、「なぜ働くのか」「将来何をしたいのか」といった観点から一緒に自己分析を行いました。

自己分析を進める中で、私は「日本のITの変革に貢献していきたい」と強く思うようになりました。

日本のIT変革に貢献したいと考えた理由

なぜ私が「日本のIT変革に貢献したい」と思うようになったのか。
その理由は、やはり中国での生活が大きく影響していると思います。

留学期間中の夏休みや冬休みのタイミングで日本に一時帰国していたのですが、帰国するたびに思ったのは、「日本は変化のない社会」ということです。

中国での大学時代を振り返ると、QRコード決済やシェアバイク、デリバリーアプリ、宅配ロッカーといったITを利用した新しいサービスが爆発的に広がりました。それ以外にもEコマース商戦が毎年激化し、消費者の1人として毎年わくわくが止まりませんでした。

中でも一番日本との差を感じたのはQRコード決済です。
中国ではスーパーはもちろんタクシーや街中の八百屋、屋台にまで普及していて、私自身も大学時代に銀行でお金を下ろすのは1年に数回あるかないかで財布要らずでした。
しかし、日本に帰れば現金がまだまだ主流で財布は手放せません。

このような経験から、日本のIT化の遅れに危機感を感じるようになりました。

また、システムエンジニアの父が自宅でリモートワークをしていたため、クライアント企業とウェブ会議をしている姿も見ていました。
クライアント企業の担当者の中にシステムについて知見のある人がいないために話が前に進まず、父が非常に苦労している様子を見て、企業のITリテラシー向上の必要性を痛感しました。

なぜITコンサルなのか

私がITコンサルタントという職種を選んだ理由は、
ITコンサルタントであれば、ITの活用や運用に課題を抱えている企業における変革の手助けができ、日本全体のIT化に貢献できると考えたからです。

システムエンジニアを選ばなかった理由としては、目的とするスコープの違いです。

システムエンジニアは「システム導入」自体が目的ですが、
ITコンサルタントは「企業の抱えている課題の解決」を目的としていると私は考えています。
ITコンサルタントの方がシステム導入だけでなくその他の解決方法も提案できることから、得られる経験の範囲が広く、ITリテラシーを内部から向上させたい私にとって最適だと考えたからです。

なぜGPTechなのか

私が数ある企業の中からGPTechを選んだ理由は以下の3つです。

・若い時でも挑戦でき成長できる環境であること
・経営理念へ共感したこと
・ITだけではなく経営にも精通した人材を目指せること

1つ目は就職活動の軸でもあった、「若い時でも挑戦でき成長できる環境であること」です。

どんな状況にも対応できる応用力のある人材になるために、若いうちに多くの経験を積み、技術的なスキルをいち早く身に着けたいと思い、人数規模が小さく成長中の会社に入りたいと思っていました。

GPTechでは多くの案件において、1プロジェクトあたり2~3名のメンバーで構成されるため、必然的に多くのインプットやアウトプットに各個人が責任と主体性をもつことが求められます
そこで獲得した技術や経験をベースに応用力を身に着け、優秀なCIOアウトソーサーになりたいと考えました。

2つ目は「経営理念への共感」です。

GPTechはCIOアウトソーシング事業を通じ、クライアントのIT戦略パートナーとして受け身でIT整備を推進するだけではなく、経営の根本課題に対して全社単位でITソリューションを提供していく、そしてクライアント企業の主体的かつ持続的なIT体制を強化していくことを目指しています
それは私がまさに実現していきたいことであり、GPTechの経営理念に基づいたITコンサルティングサービスは日本全体のIT強化に繋がると共感しました。

3つ目として、私は将来的に「日中のIT企業の架け橋になりたい」という夢があり、ITだけではなく経営にも精通した人材になりたいと考えているからです。

競争と変化の激しい中国市場で日本企業が勝ち抜く為には、ITを高度に活用することで、オペレーション効率化や新たな付加価値を生み出すことが必須条件と考えています。

GPTechでは、クライアント企業の経営層と議論をする機会もあり、経営戦略からIT戦略へ落とし込むための知見も得ることができます。

中国のIT担当の責任は益々重くなってきていますが、日本では中国市場でのIT活用を推進できる人材がまだまだ少ないと考えています。
そのため、私自身が中国市場でのIT投資に責任をもって推進する存在になり、日本企業をより良くしていきたいと考えています。

さいごに

最後に私から就活生の皆さんにお伝えしたいことは、
是非就職活動において「夢」をもって取り組んでほしいということです。

私にとって「夢」はモチベーションの源であり、前に進む原動力でした。
社会人になってもその心を忘れずに日々精進していきたいと考えています。

まだ「夢」が見つからない人は是非将来何をしたいのか、どういう社会人になりたいのかじっくり考えて、一度きりの人生後悔のないようにしてほしいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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